こんにちは、リキリツです。
今回は、電験三種のおすすめの参考書と過去問題集を紹介いたします。
電験三種の参考書は非常に種類が多く、勉強を始めるときにどれを購入すればいいのか、迷うことが多いと思います。
電験三種に挑戦される方のご参考にしていただければと思います。
※2021年1月24日に公開した記事ですが、2023年12月19日に最新の過去問題集に合わせて、修正・更新いたしました。
0.参考書選びの基準
0-1. 解説がわかりやすいこと
購入前に書店で試し読みをして、自分が理解しやすいと思うものを選択しておくと、勉強を続けられます。
0-2. 内容が薄すぎないこと
せっかく時間をかけて参考書で学習しても、参考書に記載されていない問題が多く出ると合格に届きません
0-3. 文字・書体は自分の見やすいものであること
字が小さすぎたり、見にくい書体のものは避けたほうが良いです。
0-4. 黒一色もしくは2色での印刷であること
覚えたいことや、過去問に何回も出て重要だと思うところは、学習を進めながら自分でマークすれば良いので、単色印刷のものをおすすめします。
覚えた項目が色文字で書かれていると邪魔になります。カラーでの印刷はできれば黒ともう1色の2色までのものをおすすめします。
※電子書籍のテキストは自分で書き込みせずに使うものですので、見やすければカラーでも問題ないと考えます。
0-5. イラスト・図・表などが適切に挿入されていること
文字ばかりだとイメージしにくいので、イラスト・図・表のページを確認して分かりやすいものが良いです。
…以上のことを踏まえて、実際に私が使用した参考書を中心におすすめ参考書を紹介させていただきます。
1. 過去問題集
1-1. 電験三種○○(科目名)の過去問題集(オーム社)
オーム社より毎年発行される電験三種の過去問題集です。
2023年度版はこれまでの4科目を1冊にまとめたものではなく、4科目ごとの4冊が発行されています。
収録問題数は昨年度は10年分でしたが、2023年度版は大幅に増量され直近15年分の問題と解説が収録されています。
問題の後にすぐ解答があるので、答え合わせをしながら学習できます。
過去問題集は電気書院、TAC社 などからも発行されていますが、私はオーム社から発行されているものが、解説なども分かりやすいので、おすすめします。
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1-2. 「誰でもわかる電験参考書」過去問題集(誰でもわかる電験参考書研究会)
こちらは「誰でもわかる電験参考書研究会」の直近9年分が収録された電子書籍の参考書になります。
※2022年12月に「理論」・「電力」・「法規」科目の2023年版の過去問題集(10年分収録)がされました。
解説が丁寧で途中の式や図の変形なども記載されているので、初心者にもおすすめできる過去問題集です。
下記リンク先にて詳細を記事にしております。
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2. 参考書(4課目別)
参考書はできるだけ、1冊にまとめられたものより、4課目別のもののほうが解説も丁寧で内容も濃いのでおすすめです。
4課目別の参考書を使用して、早めに学習を始めることで一発合格も十分可能となります。
ここでは初心者向けの参考書1シリーズと、上級者向け参考書の2シリーズを紹介します。
2-1.「電験三種 必修科目Q&A」シリーズ(日刊工業新聞社)
こちらは初心者向けシリーズの参考書となります。
初めて電気の勉強をされる方にも分かりやすく解説されていて、それでいて内容が薄すぎることもなく、このシリーズで十分合格を目指せます。
私もこのシリーズの参考書を使用し、1年目で3科目を合格し、1科目は不合格でしたがあと1問で合格というレベルまで実力をつけることができました。
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2-2.「電験三種合格一直線」シリーズ(オーム社)
こちらは上級者向けシリーズの参考書+問題集となります。
章ごとに例題、演習問題、練習問題と徐々に難易度の高い問題が掲載されており、この1冊をやりこめば、まちがいなくレベルアップができる良書です。
章扉にまとめられたポイント・必須項目は重要な項目を簡潔にまとめられていて、自分でまとめのノートを作成しなくても良いくらいです。
著者の菅原秀雄先生が手掛ける電験の参考書は分かりやすくて内容も濃く、非常におすすめです。
電験三種のベスト参考書を1つ挙げろといわれれば、合格一直線シリーズを推します。
私は2年目にこの参考書で学習したことで、機械課目の点数が1年目の50点不合格から85点合格に大幅にレベルアップをすることができました。
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2-3.「完全マスター 電験三種受験テキスト」シリーズ(オーム社)
こちらは上級者向けシリーズの参考書 となります。
とにかく情報量が多く、このシリーズを4冊やりこむのはかなり大変ですが、勉強時間が十分ある方にはおすすめします。
過去問題集を中心に学習し、分からない部分を調べるために完全マスターを辞書のように使用する方法もあります。
私は機械課目を不合格の際に購入しました。
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2-4. 「誰でもわかる電験参考書」参考書(誰でもわかる電験参考書研究会)
こちらは「誰でもわかる電験参考書研究会」の電子書籍のテキストになります。
解説が親切・丁寧で、電気初心者におすすめできるテキストですが、情報量が豊富なので上級者にもおすすめできます。
下記リンク先にて詳細を記事にしております。
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3. 参考書(4課目1まとめ)
できれば参考書は4課目別々のものが良いのですが、学習を始めるのが遅かったり、4冊を勉強する時間が取れない方のために、4課目1まとめの参考書を1冊おすすめしておきます。
3-1. 電験三種完全攻略(オーム社)
こちらは有名な不動弘幸先生が手掛けられた電験三種4課目を1冊にまとめた参考書になります。4課目の重要項目が分かりやすくまとめられているので、試験が間近の弱点の確認や復習に使うのも良いかと思います。
私は試験会場で最終の復習をするために購入しました。
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4. 補助参考書
文系や全くの異業種から電験に挑戦される数学の知識に自信のない方のために、こちらの参考書をおすすめします。電験三種の4課目の学習を始める前に一度読んでおくとスムーズに学習をすすめられると思います。
4-1. 電験三種 合格の数学 第3版-これでわかった電験の数学-(日刊工業新聞社)
こちらは初級者向け参考書「2-1.電験三種 必修科目Q&A」シリーズの著者 石井理仁先生の著書となります。こちらも初心者向けに丁寧に解説してくれているので、数学知識のレベルアップには最適です。
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4-2. 「誰でもわかる電験参考書」電験超入門(誰でもわかる電験参考書研究会)
こちらは「誰でもわかる電験参考書研究会」から販売されている電子書籍の電気工学の入門書です。
電験三種の理論科目に必要な基礎知識を習得できる内容ですので、電気の勉強が初めての方におすすめの書籍です。
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…以上、電験三種のおすすめ参考書を紹介させていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。