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【第二種電気工事士技能試験攻略法】作業時間を短縮できるテクニックと練習しておくべきこと

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こんにちは、リキリツです。

 

今回は第二種電気工事士技能試験の攻略法として、作業時間を短縮できるテクニック練習しておくべきことを書かせていただきます。

 

第二種電気工事士の技能試験は試験時間が40分と短いので、いかにして作業を効率よく進めるかが合格するためのカギとなります。

 

私は手先が器用な方ではありませんが、今回紹介させていただく攻略法を実践したことで2021年後期の第二種電気工事士技能試験に一発合格することができました。

 

第二種電気工事士技能試験を受験される方に参考にしていただければと思います。

 

 

1. 複線図を描く練習をやりこむ

試験が開始したらまず複線図を描きます。

作業間違いを防止するためにも必ず複線図を描くことをおすすめします。

作業時間を長めにとるためにも2分以内に描くことを目標に練習しておくと良いでしょう。

 

なお、4色ボールペンで絶縁電線の色を合わせて複線図を描くようにすると配線間違いをしにくくなります。

 

色分けについては黒線赤線緑線はそのままの色で、白線青色で描くとようにします。

 

(参考記事)以下リンクにて、複線図の描き方をマスターするためのポイントをまとめた記事を書かせていただいておりますので、よろしければご参照ください。

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2. 作業する順番を決めておく

試験本番で組立作業の順番を決めずに適当に手に取った部品から組んでいくと、緊張感もあり、練習の時にはしなかった間違いや作業忘れなどを起こしがちになります。

 

そうならないためにも作業の順番を決めておき機械的に進めていくことで、試験に緊張せず取り組むことができます。

 

作業の順番は自分がやりやすいように決めるのが一番なのですが、参考までに私が実践した作業手順を紹介させていただきます。

 

候補問題全てに順番を細かく決めるのは手間がかかるので、作業順を大まかなルールに沿って決めるようにしました。

[手順①] アウトレットボックスの組立

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最も大きい部品であるアウトレットボックスの組立から始めることで、手元の部品数を減らしてスッキリさせることができます

 

ケーブルを切断する作業から始めてしまうと、手元がゴチャゴチャしてしまい落ち着いて作業することが難しくなるので、部品の組立作業から始めることをおすすめします。

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[手順②] 連用取付枠への部品の取り付け

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手順①と同様、ケーブルを切断しない組立作業です。

部品の大きさが手順①より小さいので2番目に行います。 

[手順③] 部品ごとにケーブル切出し・被覆剥き・部品側ケーブル接続

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部品ごとに電線を切出し・外装剥き・絶縁前線被覆剥き・部品側にケーブル接続までの作業を下表の手間の少ない部品順に行っていきます。

 

 (手間の少ない部品順

手間 部品 作業内容
作業省略部 切りっぱなし
端子台、ブレーカー ねじ止め
中間 引掛けシーリング、連用枠につけないスイッチ・コンセント類 差し込み
連用枠につけるスイッチ・コンセント類 差し込み、渡り線作成
ランプレセプラクル、露出型コンセント 輪作り、ねじ止め

 

※ケーブルの切断だけを先に済ましてしまうことは、接続先を間違うミスにつながりますのでおすすめしません。

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[手順④] 接続部 差込形コネクタ

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接続部は、万が一間違った場合でも修正がしやすい差込型コネクタを先に行うことをおすすめします。

 

4ピンコネクタは同じ色の絶縁電線をまとめて接続することが多く間違えにくいので、4ピン→3ピン→2ピンの順に行います。

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[手順⑤] 接続部 リングスリーブ

最後はリングスリーブの圧着による接続を行います。

リングスリーブは間違えてしまうと電線を切断してやり直しする必要があるので、慎重に行います。

 

リングスリーブ作業前にざっと見直すようにしておくと、間違いがあった場合でもやり直しの手間が少なくすみます。

 

間違いを防ぐため、2sqの電線がある部分から圧着することをおすすめします。

 

3. 候補問題13問の難易度を把握しておく

第二種電気工事士の技能試験は公表されている候補問題13問のうちのどれかが出題されます。

 

候補問題13問は問題ごとに難しい問題と簡単な問題の差があります

 

実際の練習を通じて、個人個人の感想で得意な問題・不得意な問題に分かれてくると思います。

 

練習の際はかかった時間と間違ったポイントを記録しておくことで、得意問題・不得意問題が分かってきます。

 

また難易度は作業工程数と作業ごとの手間の度合いで決まってきます

 

候補問題13問の難易度を数値化して算出したランキングを、以下リンク先の記事にて書かせていただいております。よろしければご参照ください。

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4. 作業時間を時短できる工具の使い方

4-1. ドライバーを両手で回す

ドライバーで端子台などのネジを締めたり緩めたりするときに、ドライバーを片手で使うと時間がかかります。

 

ドライバーの持ち手と棒の部分を両手で持ち交互に同じ方向に回すことで作業時間を短縮できます。

 

※下写真の青矢印とピンク矢印の動作を交互に行うようにドライバーを回します。

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4-2. 接続部は絶縁被覆を全て20mmで剥いておき12mmの部分は後からペンチで切断する

接続部の絶縁被覆剥き寸法は以下のとおりです。

 

リングスリーブ:20mm(圧着後先端を切断)

差し込み式コネクタ:12mm

 

しかし絶縁被覆を剥くときにに20mmと12mmを測りながら被覆を剥くと時間がかかるので、接続部は最初に全て20mmで剥くようにします。

 

差込形コネクタに接続する直前に、20mmに剝いた電線の先端を幅12mmの電工ペンチで切断することで簡単に12mmにすることができます。

(ホーザンの指定工具セット「DK-28」に含まれている電工ペンチ「P-43-175」は幅12mmです。)

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4-3. VVRケーブルの介在物の切断はニッパーで着る

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VVRケーブルの介在物は電工ナイフやカッターで切ることに慣れていないと時間がかかるし、絶縁電線に傷をつけてしまう恐れがあります。

 

ニッパーを使うことで介在物をきれいに早く切り取ることができるます。

 

指定工具ではありませんが、持参する工具にニッパーを入れておくことをおすすめします。

 

5. 狭めの作業スペースで練習する。

技能試験が行われる作業スペースはあまり広くありません

 

他の資格試験と同様、学校の机で行われることが多いです。

 

狭めの作業スペースに慣れておくと、本番でも気持ちに余裕ができます。

 

私は幅約70cm×奥行約50cm×高さ約70cmの折りたたみテーブルで練習をしておりました。

 

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(商品リンク)

技能試験の練習におすすめの折りたたみテーブルの商品リンクです。

 ↓  ↓  ↓

 

6. 作業台の上を片付けながら作業する

狭い作業スペースを有効につかうためには、できるだけ手元をスッキリさせておく必要があります。

 

簡単なことですが、心がけておくとおかないで試験結果を左右するといっても言い過ぎではありません。

 

6-1. 工具は使うものだけを出す

工具は工程ごとに使うものだけを出して、使い終わったものは工具袋に入れましょう。

 

散らかった状態では集中力・作業性などが低下しますので、少し手間をかけてでも工具を片付けながら作業を行うことをおすすめします。

 

6-2. 切りくずをビニール袋に入れる

試験本番では、切りくずを集めるためのビニール袋が支給されます

 

切りくずをビニール袋に捨てながら作業することで、生産性を下げずに作業を続けることができるので、練習でも慣れておくことをおすすめします。

 

…以上、第二種電気工事士技能試験の攻略法について書かせていただきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。