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【第三種冷凍機械責任者】独学で合格するためのおすすめ教材

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こんにちは、リキリツです。

 

今回は、第三種冷凍機械責任者試験を独学で勉強される方におすすめの参考書と過去問題集について書かせていただきます。

 

私自身は2022年度に、今回紹介する過去問題集・参考書を使用して独学で一発合格することができました

 

テキストを購入する際は、書店で複数のテキストを実際に見比べてみて、独学に最適だと思われるものを選びました。

 

私はこれまでに電験二種やエネルギー管理士など8つの資格を独学で取得した経験があり、合格するための参考書選びのノウハウを習得しているつもりですので、良いテキストを選択できたと思っております。

  

第三種冷凍機械責任者試験にご興味のある方や、受験を予定されている方に参考にしていただければと思います。

 

 

※2022年8月11日に公開した記事ですが、2024年2月21日に最新版参考書に合わせて修正・更新いたしました。

1. 第三種冷凍機械責任者試験に適した参考書のタイプ

第三種冷凍機械責任者試験は1年に1度しか試験がなく合格率が20%以下と難化することもあれば40%以上に易化することもある難易度がにバラつきがある資格のようです。

 

(第三種冷凍機械責任者の合格率)

年度

受験者

[人]

合格者

[人]

合格率

[%]

令和5年度 7,891 3,146 39.9
令和4年度 8,305 1,890 22.8
令和3年度 9,858 3,996 40.5
令和2年度 7,541 1,383 18.3
令和元年度 7,908 2,565 32.4
H30年度 7,768 3,090 39.8
H29年度  8,120 3,007 37.0
H28年度 8,913 3,106 34.8
H27年度 9,801 2,534 25.9
H26年度 9,022 1,714 19.0
10年間合計 77,007 26,431 34.3

※赤字:難化した年(合格率20%以下)

 

難易度が高めの資格については、1冊に参考書と問題集がまとめられたタイプの教材では学習量が不足すると思われます。

 

よって、第三種冷凍機械責任者試験用の教材には、「過去問題集」と「参考書」を1冊ずつ使用することをおすすめします。

 

以下項目より、おすすめの過去問題集と参考書を紹介いたします。

 

2. おすすめの過去問題集

2-1. ○年度版第3種冷凍機械責任者試験過去問題集 [オーム社]

(最新版の基本情報)

タイトル ○年度版第3種冷凍機械責任者試験過去問題集
発行 オーム社
発売日 2024年2月21日
価格(税込み) 3740円
ページ数 420ページ
掲載過去問題年数 8年分

 

「○年度版第3種冷凍機械責任者試験過去問題集」は毎年2月ごろ発売される過去問題集で、直近8年分の過去問題及び解答・解説が収録されています。

 

特徴は問題のすぐ後に解答が書かれていることで、問題を解いた後にすぐ答え合わせと復習ができるので、サクサク学習をすすめられるメリットがあります。

 

しかし、常に解答を隠しながら学習をする必要があり、うっかり解答が目に入ってしまうデメリットがあります

 

解答と解説はかなり丁寧で、写真、図、表、ゴロ合わせ、太字での強調などを豊富に使っているので初心者の方にも理解しやすい問題集です。

 

特ににゴロ合わせは、法令科目で数字を覚える必要のある項目を暗記するのに非常に役立ちます。

 

丁寧な解説を望む方に、おすすめできる過去問題集です。

 

私はこの過去問題集を使用して、独学で一発合格できました。

 

「○年度版第3種冷凍機械責任者試験過去問題集」(オーム社)は以下のリンクよりご購入いただけます。

 ↓ ↓ ↓

 
2-2. ○年度版第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 [電気書院]

(最新版の基本情報)

タイトル ○年度版第3種冷凍機械責任者試験標準解答集
発行 電気書院
発売日 2024年2月4日
価格(税込み) 4290円
ページ数 399ページ
掲載過去問題年数 9年分

 

「○年度版第3種冷凍機械模範解答集」は毎年2月ごろ発売される過去問題集で、販売されている過去問題集で最多の直近9年分の過去問題及び解答・解説が収録されています。

 

特徴は問題ページと解答・解説ページが独立しており、解答・解説ページを切り離して別冊にできることです。

 

問題ページと解答・解説ページが独立していることのメリットは、実際の試験に近い形で学習でき、解答を隠す手間がいらないことです。

 

しかしデメリットになるのは、学習の初期段階に問題を解いたあとにすぐ解答を見たい場合などには、問題冊子と解答・解説冊子を両方開いて見ることが手間に感じてしまうことです。

 

解答と解説はシンプルで、写真、図、表などによる説明もありますが、オーム社のものより少なめなので、初学者の方には分かりにくく感じることもあると思われます。

 

解答の一覧表があるので、一括の答え合わせをしやすい親切なつくりになっています、(以下参照)

 

 

できるだけ多くの過去問題で学習したい方に、おすすめできる過去問題集です。

 

「○年度版第3種冷凍機械責任者試験標準解答集」(電気書院)は以下のリンクよりご購入いただけます。

 ↓ ↓ ↓

 

2-3. 過去問題集比較表

オーム社と電気書院の過去問題集を比較表にまとめました。

 

どちらの過去問題集にも長所・短所があるので、何を重視するかで選択が変わってくると思われます。

 

丁寧な解説を望む方には、オーム社の過去問題集をおすすめします。

 

少しでも多くの年数分の過去問題で学習したい方には、電気書院の過去問題集をおすすめします。

 

私は、第三種冷凍機械責任者についてはあまり知識がないので、解説が丁寧なオーム社の過去問題集を購入しました

 

発行 オーム社 電気書院
発売日

2024年2月21日

2024年2月4日
価格(税込み) 3740円 4290円
ページ数 420ページ 399ページ
掲載過去問題年数 8年分 9年分
コスパ(価格/掲載年数)※1 467.5 円/年 476.7円/年
密度(ページ数/掲載年数)※2 52.5ページ/年 44.3ページ/年
レイアウト 問題のすぐあとに解答 問題ページと解答ページが独立(別冊)
解答・解説の分かりやすさ 丁寧(写真、図、表、ゴロ合わせ、太字強調など多様) シンプル(図、表、太字強調あり 少なめ)
解答一覧 なし あり
長所


・解説が丁寧で分かりやすい。
・1問ずつ問題を解いて復習する学習向きで、学習時間が短縮できる。

・コスパ(価格/掲載年)が優れている。

・掲載年数が1年分多い
・解答ページが別冊なので、問題を解くことに集中できる。
・解答一覧があり、一括の答え合わせがしやすい。
短所 ・解答を隠しながら学習する手間がある。
・掲載年数が1年分少ない。
・解答一覧がない。

・シンプルすぎて初学者には分かりにくい部分もある。
・1問ずつ問題の解答を確認する場合は、解答ページが別冊になっていることが手間になる。

・コスパ(価格/掲載年)が劣る。

赤文字:優れる 、青文字:劣る

※1. コスパを表す参考値として、(価格)/(過去問題掲載年数)で算出した値です。小さい方が優れています。

※2. (密度)=(ページ数)/(過去問題掲載年数)として算出しました。密度が高い方が丁寧な解説がされているかを示参考値となります。

 

3. おすすめの参考書

3-1. ゼロからはじめる3種冷凍試験 (改訂3版)[オーム社]

「ゼロからはじめる3種冷凍試験(改訂3版)」の基本情報は下表のとおりです。

タイトル ゼロからはじめる3種冷凍試験(改訂3版)
出版社 オーム社
価格(税込み) 2530円
発売日 2023/5/29
ページ 288
印刷色 黒色+水色(2色)

 

「ゼロからはじめる」の言葉どおり、初学者向けにわかりやすく図、表などを多く使用して説明してくれているので、読みやすい参考書です。

 

重要用語は水色の文字で強調して記載されています。

 

テキストと例題が交互に収録されているので、理解を深めながら学習することができます。

 

索引ページもあるので、過去問題で間違った内容を復習するのにも役立ちます。

 

私はこのテキストを使用して、独学で一発合格できました

 

※2023年5月29日に7年ぶりの改訂となる改訂3版が発売されています。改訂2版から24ページ分の情報が増加となり、イラスト・補足情報が多くなっていました。難化傾向の年にも対応できそうです。

 

「ゼロからはじめる3種冷凍試験(改訂3版)」は、以下リンクよりご購入いただけます。

 ↓ ↓ ↓

 

3-2. 第3種冷凍機械責任者試験合格テキスト [電気書院]

「第3種冷凍機械責任者試験合格テキスト」の基本情報は下表のとおりです。

タイトル 第3種冷凍機械責任者試験合格テキスト
出版社 電気書院
価格(税込み) 2420円
発売日 2017/12/19
ページ 233
印刷色 黒色+水色(2色)

 

「第3種冷凍機械責任者試験合格テキスト」はシンプルでスッキリとしたレイアウトの参考書です。

 

ページの右端に補足説明などの記載もあり、まとめノートのようで見やすいつくりとなっています。

 

黒色+水色の2色印刷ですが、水色文字はタイトルなどのみの使用のみで、本文中では文字の強調などがほとんどないので、自分で覚えたいところをマークしながら使うのにも適しています。

 

索引ページもあるので、過去問題で間違った内容を復習するのにも役立ちます。

 

「第3種冷凍機械責任者試験合格テキスト」は以下リンクよりご購入いただけます。

 ↓ ↓ ↓

 

3-3. トコトンわかりやすい!第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト[ナツメ社]

トコトンわかりやすい!第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト」(ナツメ社)の基本情報は下表のとおりです。

 

タイトル トコトンわかりやすい!!第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト
出版社 ナツメ社
価格(税込み) 2310円
発売日 2019/8/22
ページ 416
印刷色 黒色+赤色(2色)

 

2022年度の試験を受験してみた印象では、「保安管理技術」科目が特に難化傾向にあり応用の知識が問われる問題が多く出題されるように感じました。

 

難化傾向にある試験に対応するためには、過去問題だけで学習するのではなく中級者以上向けのボリュームのある参考書を読み込む必要もあると思われます。

 

現在販売されているものの中で最も解説が詳しいと思うテキストは「トコトンわかりやすい!第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト」(ナツメ社)です。

 

勉強時間に余裕のある方は最初からこのテキストをおすすめします。

 

またこのテキストには赤シートが付属しており、赤色で印刷された用語を隠しながら勉強できるので効率よく暗記学習ができます。

 

ただし赤い文字に慣れていない方は、目が疲れやすいことがデメリットになると思われます。

 

「トコトンわかりやすい!第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト」は以下リンクよりご購入いただけます。

 ↓  ↓  ↓

 

3-4. 参考書比較表

オーム社・電気書院・ナツメ社の参考書を比較表にまとめてみました。

 

どの参考書にもそれぞれ特徴があり、何を重視するかで選択が変わってくると思われます。

 

図や表の説明でイメージしながら学習したい方には、オーム社の参考書がおすすめです。

 

シンプルなレイアウトで自分で参考書に書き込みながら学習したい方には、電気書院の参考書がおすすめです。

 

勉強時間はあるので、詳細までみっちり勉強したいという方には、ナツメ社の参考書がおすすめです。

 

私は、図・表などで丁寧に説明がされているオーム社の参考書を購入致しました

 

 

タイトル ゼロからはじめる3種冷凍試験(改訂3版) 第3種冷凍機械責任者試験合格テキスト トコトンわかりやすい!!第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト
出版社 オーム社 電気書院 ナツメ社
価格(税込み) 2530円 2420円 2310円
発売日 2023/5/29 2017/12/19 2019/8/22
ページ 312 233 416
印刷色 黒色+水色(2色) 黒色+水色(2色) 黒色+赤色(2色)
レイアウト 図・表を多様していて丁寧な説明 シンプルなレイアウト
左端に補足説明あり
最も説明が詳しい
ボリュームがある
文字の強調 重要文字は水色文字、波線などで強調 文字の強調はあまりない 赤文字+赤シートで単語を隠しながら暗記学習ができる
問題 各項ごとに例題数問 章末にまとめて模擬問題 節ごとの確認問題+章末の模擬問題

 

…以上、第三種冷凍機械責任者試験を独学で合格するための過去問題集・参考書について書かせていただきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。