電気の資格独学ブログ

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【勉強法】資格試験に合格するための電卓の選び方

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カシオ 小型電卓 12桁 縦14.5×横10.3×厚さ3.0cm MW-12A-N 1個

 こんにちは、リキリツです。

 

 今回は、資格試験で使用できる最適な電卓を紹介します。

 

 電卓なんて何でも同じようなものだと思われるかも分かりませんが、資格試験向きの電卓を使いこなすことで合格する可能性を上げることができます。

 

 私も資格試験の学習を進めていくうちにより使いやすい電卓を使うようになり、最初は四則演算の機能しか使っていませんでしたが、電卓の機能を使いこなすことで問題を解くスピードを速くすることができ応用情報技術者試験、電験三種、電験二種、エネルギー管理士試験に合格することができました。

 

 資格試験に受験される方に参考にしていただければと思います。

 

 

 

1.資格試験で使用できる電卓の条件

 資格試験では関数電卓は使用できません

 またスマホ、携帯電話を試験中は机の上に出すことはできないので、スマホなどの電卓機能を使用することもできません

 

 試験中に使用できる電卓は下記条件を満たすものとなります。 

 

 

条件①:電池(太陽電池含む。)内蔵型であること。

条件②:音の発しないものであること。

条件③:次の機能以外の機能を持たないもの

  • 四則演算(数字、「+」「-」「×」「÷」「=」「.」「GT」) 
  • 開閉計算(ルート「√」)
  • 百分率計算(「%」「%±」)
  • 税計算(「税込」「税抜」「税率」「税率設定」「税率確認」)
  • 符号変換(「±」)
  • 数値メモリ(「M+」「M-」「CM」「RM」「MR」「MC」「MRC」及び上記キーと他キーとの複合機能をもつもの)
  • 電源ON/OFF(「ON」「OFF」及び上記キーと他キーとの複合機能をもつもの)
  • リセット(「CA」「AC」及び上記キーと他キーとの複合機能をもつもの)
  • 消去(「C」「CE」「Cl」「➡」「▼(右向きの三角)」及び上記キーと他キーとの複合機能を持つもの)
  • 四捨五入、切り捨て等のスライドスイッチ
  • 小数点以下位取りスライドスイッチ
  • その他(「億」「千」「万」「時間計算」「原価」「売価」「粗利(率)」「利益率」など)

 

 つまり資格試験に持ち込む電卓に上記の機能はあっても良いということです。

 

2. 電卓選びのポイント

  

2-1. コンパクトなサイズであること

 試験中は狭い机に上に問題用紙、筆記用具、電卓を置くことになるので大きすぎると机の上で邪魔になります

 

 また小さすぎるとボタンが押しづらくなり入力ミスも増えるので、ボタンが押しやすくてコンパクトなものを選びましょう。

 

2-2. キー入力の反応が良いもの

 プラスチック製ボタンで、実際に使用してみてキー入力の反応が良いものを選びましょう。

 

 ゴム製ボタンのものなどは押した感覚が分かりにくく、反応しないことがあり、計算ミスにつながります。

 

2-3. 桁数は10桁以上あること

 大きい数字の計算だと実数部が桁数を超えるとエラーとなってしまいます

 

 少ない桁数の電卓でも自分で10^310^6 に換算して計算することはできますが、手間が増えるし、手作業が入ることで計算ミスにもつながります

 

 10桁以上でできるだけ桁数が多いものをおすすめします。

 

2-4. 表示部の数字が見やすいこと

 読み間違いを防ぐため、表示部の数字が大きくて見やすいものをおすすめします。

 

2-5. 太陽電池+内蔵電池の2電源のもの

 内蔵電池のみのものより電池寿命が長いので試験中に電源切れとなる心配がすくなくなります。

 また太陽電池を光から遮ってしまった場合にも、内蔵電池があると計算結果が消えてしまうことを防ぐことができます。

 (念のため、試験には電卓は予備を含めて2つ持参した方が良いです。)

 

2-6. 必須の機能

 下記の機能をあるものを選ぶようにしましょう。

  • 四則演算(数字、「+」「-」「×」「÷」「=」「.」「GT」) 
  • 開平計算(ルート「√」)
  • 百分率計算(「%」「%±」)
  • 符号変換(「±」)
  • 数値メモリ(「M+」「M-」「CM」「RM」「MR」「MC」「MRC」など)
  • リセット(「CA」「AC」など)
  • 消去(「C」)

 

※ 必須ではありませんが、下記はあった方が使いやすい機能となります。

  • 1文字消去(「➡」):パソコンのバックスペースキーのように誤入力したときに1文字ずつ消すことができます
  • 「00」: 大きい金額などの計算問題のときに「0」キーを繰り返し押す回数を減らせるので役立ちます。 

 

※上記以外の機能は資格試験では特になくても問題ありません。

「小数点以下位取りスライドスイッチ」などはあった方が良いと思われるかも分かりませんが、エネルギー管理士試験などでは「 既に解答した数値を用いて次の問題以降の計算を行うとき、求める桁数が同じ場合は、四捨五入後の数値ではなく、四捨五入する前の数値を用いて 計算を行うこと。」という条件があり、小数点以下位取りを固定せずに計算結果を記録して次の設問の計算をする必要があるので、「小数点以下位取りスライドスイッチ」機能は使いません。

 

 3. おすすめの電卓

 

 私が資格試験で使用しておりましたカシオの「 ミニジャストタイプ 電卓12桁 MW-12A-N」という電卓をおすすめします。

 

 必要十分な機能を有しており、コンパクトサイズですがボタンは大きくて操作しやすく、12桁の表示部は傾斜が付いており数字も大きく表示されるので、見やすく使いやすい電卓です。

 

 【製品仕様】

  • サイズ:145x103x30.7mm
  • 質量 : 110g
  • 電源種類 : 太陽電池+補助電池(CR2032) ※電池交換可能
  • 電池寿命:約7年
  • 自動節電機能(約6分でオートパワーオフ)
  • 表示桁数12桁
  • 特大表示。数字が大きい大型液晶搭載
  • 四則計算/開平(ルート)計算/定数計算/%計算/メモリー計算/税金計算/時間計算 機能
  • 「00」「±」「➡」など補助機能も充実
  • グリーン購入法適合商品  

 

(商品リンク)  

 

    

 …以上、資格試験におすすめの電卓を紹介させていただきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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