こんにちは、リキリツです。
今回は資格試験や受験勉強がはかどる筆記用具を紹介致します。
使いやすい筆記用具を選ぶことで、勉強の効率も上がり、合格に近づくことができます。
私も最初は筆記用具を適当に選んでいましたが、より効率が良くなる筆記用具を選んで使用することで、応用情報技術者試験、電験三種、電験二種、エネルギー管理士試験に合格することができました。
資格試験を受験する方や、入試を控えている方に参考にしていただければと思います。
※2021年2月17日に公開した記事ですが、2022年1月29日に生産終了された4色ボールペン「スラリ4C」の代替品を紹介させていただく内容を追記・修正・更新いたしました。
1. ボールペン
1-1. 用途
試験本番以外の学習全てでボールペンを使うことをおすすめします。
まず、ボールペンと鉛筆(シャープペンシル)の使いやすさを比較表にしてみました。
比較項目 | ボールペン | 鉛筆(シャープペンシル) |
---|---|---|
手の疲れやすさ | 〇:文字を書くとき先端のボールが転がり力が要らないので疲れない | ×:芯を紙面で削りながら字を書くので、力が必要で疲れやすい。 |
手の汚れ | 〇:手が汚れにくい | ×:紙にあたる部分の手が汚れやすい。 |
周囲を汚さないか | 〇:粉末が出なくて、消しゴムも使用しないので周囲を汚しにくい。 | ×:芯の粉末・消しゴムの粉で周りを汚す。 |
持ち替えの手間 | 〇:4色ボールペンを使用すれば、持ち替えを最小限にできる。 | ×:色ペン、消しゴムなど何度も持ち替えなくてはならない。 |
文字のかすれ | 〇:かすれにくい | ×:文字がかすれる。ルーズリーフに書いた字がページ同士でこすれ合って読めなくなる。 |
試験本番での使用 | ×:使用できない | 〇:使用できる |
消すことができるか | ×:原則、消せない | 〇:消しゴムで消せる |
以上のようにボールペン の方が断然使いやすいので、試験本番以外の学習ではボールペンを使用した方が勉強の効率は上がります。
鉛筆(シャープペンシル)にも、消すことができるというメリットがありますが、ボールペンでノートを作成しているときに間違ったところは二重線などで消して修正すれば大きなデメリットにはなりません。
1-2. ボールペン選びのポイント
- 書きやすいこと…試し書きなどでなめらかに書けるものを選びましょう。
- 持ちやすくて疲れにくいこと…持ち手の形状・材質は疲れにくいものを選びましょう。
- 4色ボールペンであること…1本だけで持ち替えを最小限にできます。
- 芯の太さは0.5mmがおすすめ…太いと大きい字に慣れてしまい、解答欄や計算スペースが足りなくなります。
- 替え芯が入手しやすいこと…替え芯を在庫買いしておいて、インクがなくなったらすぐ交換できるようにしておきます。
- 100円均一ショップの4色ボールペンは買わない…書き心地が悪く、インクも詰まりやすいので、買わない方が良いです。
1-3. 4色ボールペンの色分けの例
勉強の効率を上げるための4色の色分けの使用例を紹介します。
- 黒…過去問題集の解答、手帳へのメモ
- 青…まとめノートへの記入。(青インクには記憶力を向上させる効果があるため。…勉強法の本から得た情報です。)
- 赤…過去問題集の採点、覚えたい部分の強調①
- 緑…覚えたい部分の強調強調②
※赤と緑を使った強調の例
自分なりに赤と緑のイメージを決めて、暗記するときに間違えやすいと思う部分を色で強調して覚える方法を紹介します。
赤…高い、長い、ON、プラスなど
緑…低い、短い、OFF、マイナスなど
(例)電池反応と電気分解反応の違い
反応 | 電気向き | 正極 | 負極 |
---|---|---|---|
電池 | 放電 | 還元 | 酸化 |
電気分解 | 充電 | 酸化 | 還元 |
1-4. おすすめのボールペン
私が実際に使用している4色ボールペンを紹介します。
ゼブラの「多色エマルジョンボールペン スラリ4C」というボールペンです。
水性の書きやすさと油性のにじみにくさの両方の特性をもつゼブラ独自開発のエマルジョンインクを使用しており、しっかりした文字が書けます。
クリップはバインダークリップを採用しており、厚みがあるものにも挟めて、破損しにくて使いやすいです。
「スラリ4C」が生産終了してしまったようなので、替わりの製品を選定しました。
現行製品でおすすめのボールペンはパイロットの「アクロボール4」という製品です。
低粘度の油性インクで書き心地が良く、クリップの形状も「スラリ4C」と同じバインダー式の「リフトクリップ」が採用されており、とても使いやすいボールペンです。
(アクロボール4(極細)商品リンク)
(関連リンク)
現行の4色ボールペンで最も使いやすい製品を比較検討した記事を以下リンクにて書かせていただいております。よろしければご参照ください。
2. シャープペンシル
2-1. 用途
試験で使用できる筆記用具は「HBの鉛筆又はシャープペンシル」です。
試験本番では、シャープペンシルを使用をおすすめします。(鉛筆は先が太くなりやすく、削る手間、折れるリスクなどデメリットが多いため。)
試験本番以外では、試験前に自分で模擬テストを実施し、より本番に近い状態で試験を受ける練習とシャープペンシルが問題なく使えるかの確認を兼ねて使ってみることをおすすめします。
2-2. シャープペンシル選びのポイント
- HBの芯を使うこと…試験持ち込み品の条件で「HB」と決まっています。
- 書きやすいこと…試し書きをして購入し、しばらく使って書きやすさを確認しておきます。
- 芯の太さは0.5mmをおすすめ…太すぎると文字が大きくなり計算スペースなどが足りなくなります。また細すぎると芯が折れやすいです。
- 予備で使える消しゴムがついていること
- 100円均一ショップのシャープペンシル、替え芯は買わないこと…シャープペンシルは書き心地が悪くすぐ壊れるし、替え芯は折れやすいので使わない方が良いと思います。
2-3. おすすめのシャープペンシル
私が実際に使用していたシャープペンシルは三菱鉛筆の「クルトガ」というものです。
これは字を書くと芯が少しずつ回転し、紙面にあたる芯先が常にとがった状態を保ち、ペンを持ち帰ることなく細い字を書き続けることができます。
手間とストレスが軽減され、試験に集中できるのでおすすめです。
3. 消しゴム
3-1. 用途別使い分け
消しゴムはシャープペンシルを使用する試験本番のみ使用します。
用途により下記2種類の形状の消しゴムを使い分けることをおすすめします。
①スティック型…マークシートの間違いを消すため。消したい部分のみを消すことができ、消し過ぎを防ぐことができます。
②直方体型…いわゆる普通のプラスティック消しゴムです。記述方式の解答を書きなおしたい場合など、広い範囲を消す場合に使用します。
3-2. 消しゴム選びのポイント
試験本番までに何回か試しに使用してみて、強くこすらなくても消すことができて、跡が残りにくいものを選びましょう。安すぎるものは使用すると黒く広がって消えにくかったり、もろくて折れてしまったりするものもあるのでご注意ください。
3-3. おすすめの消しゴム
私が実際に使用していたスティック型の消しゴムはトンボ鉛筆の「モノノック3.8」というものです。
有名な「MONO」ブランドのステッィクタイプの消しゴムです。
ノック式で使用しやすく、消しゴム部分は直径3.8mmで消したいマークシート1つだけを消すのにちょうどいいサイズです。
替え芯も手軽な価格でリーズナブルです。
直方体の消しゴムはトンボ鉛筆の「MONOライトS」を使用しておりました。定番ですが軽い力で消すことができ使いやすい消しゴムです。
…以上、試験勉強がはかどる筆記用具を紹介させていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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