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【2級ボイラー技士】受験体験レポート

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こんにちは、リキリツです。

 

先日、2級ボイラー技士の学科試験を受験してきましたので、試験1週間前の準備から試験終了までの体験をレポートさせていただきます。

 

2級ボイラー技士の受験を検討されている方や、興味をお持ちの方試験会場の雰囲気資格試験を受験する際の心構えなど1つの例として参考にしていただければと思います。

 

 

1. 試験1週間前にやったこと

1-1. 受験票の確認

2級ボイラー技士試験の受験票は、申込書を郵送してから1週間ほどで届きます

 

受験票が届かない場合は、試験日の3日前(休業日を除く)までに申請先のセンターに問合せしなければならないのでご注意ください。

 

受験票が届いていたら、記載されている試験会場・受験日を確認します。

試験日が第2希望日になっていないかを必ず確認してください。)

 

また、受験票の氏名・生年月日・住所の記載に間違いがないか確認し、間違っていた場合は試験当日に窓口に申し出る必要があります。

間違った記載のままだと、免許申請時に支障がでることがあるそうです。)

 

※センターのホームページの「受験の注意事項」リンク先を貼り付けておきます。

 ↓  ↓  ↓

受験の注意事項 (exam.or.jp)

 

1-2. 試験会場への交通ルートの確認

できれば実際に試験会場まで下見に行くのが良いのですが、今回は会場が遠方でしたので地図アプリ・路線検索アプリでの確認のみとしました。

 

【交通ルートなど確認事項】

  • 試験会場に試験開始1時間前に到着する電車の時間
  • 電車に1本遅れても間に合うか
  • 乗る電車の種類(特急・急行・各駅停車など)
  • 徒歩ルート及び徒歩の時間(乗り換え駅間、最寄り駅~会場まで)
  • 試験前に昼食を採る飲食店(午後からの試験なので)
  • 非常時に使用するタクシー乗り場の場所

 

実際に下見に行く場合は、下記のことを調べておくこともおすすめします。

  • トイレの場所
  • 現地で開場まで待つ場所
  • 試験会場の部屋
1-3. 交通機関の格安チケットの購入

試験会場が遠方ですので、少しでも交通費を抑えるために、試験会場までの交通機関の往復分の格安チケットを金券ショップで購入しておきました。

 

試験当日に金券ショップに立ち寄ったりするのはバタバタするので、事前に購入しておくことをおすすめします。

 

1-4. 弱点の最終確認、まとめノートでの学習

残りの1週間は弱点の最終確認として、これまで学習で何度も間違えた問題や覚えにくいことを中心に仕上げの学習を行い、まとめノートを完成させました。

 

2級ボイラー試験の学習内容は全て暗記問題でしたので、まとめノートは全てエクセル表にまとめたものとしました。

 

2. 試験前日にやったこと

2-1. 持ち物の準備

持ち物を全てカバンの中にいれて、当日の朝にすぐ出発できるように準備しました。(持ち物は前日に準備!

 

【持ち物リスト】

  • 受験票
  • 筆記用具(鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
  • 電卓
  • 定規
  • マスク(感染症対策のため着用必須)
  • まとめノート
  • 飲み物
  • 交通機関の格安チケット
2-2. 試験前日は勉強をしない

受験日は平日でしたので、試験の前日は仕事がありました。

 

試験当日にできるだけ疲れを残したくなかったので、試験前日の夜は勉強はせずリラックスして過ごしました。

 

2-3. 早めの就寝

試験を万全の体調で迎えるため、7時間の睡眠時間を確保できるよう早めに就寝しました。

 

2級ボイラー技士の技能試験は試験開始が午後からなので、特別に早起きする必要はありません。

 

3.試験当日

3-1. 試験会場まで

事前に下調べしておいた時刻の電車で試験会場まで移動しました。

 

電車の中では寝てしまうと乗り過ごしの危険があるので、まとめノートを読んで時間を過ごしました。(電車の中では寝ない!

 

※起きてから脳が活性するまで数時間かかるので、二度寝してしまうと試験時間に脳が働かないようになるので特に試験当日は二度寝を控えましょう。

 

途中の駅で昼食とトイレを済ませ、会場には予定通り試験の1時間前に到着しました。

 

3-2. 試験会場への入場

試験会場は既に開場されていたので、入場しました。

 

試験会場の入口ではコロナウィルスの感染拡大予防の対策として、カメラによる検温を実施が求められます。

 

また、マスクを着用していないと入場不可となります。

 

受験番号により試験会場となる部屋が別れていることが掲示されているので、自分の受験番号がある会場の部屋まで行きます。

 

部屋の正面に座席表が掲示されているので、受験票に記載されている受験番号と照らし合わせて座席に着きました。

 

部屋の正面に試験の注意事項が掲示されているので、試験説明の前に簡単に目を通しておきました。

(注意事項の詳細については試験説明の項に記載します。)

 

試験説明のある13:15までは、会場内で自由に過ごしていても構わないので、水分を補給したり、トイレにいったり、まとめノートを見たりしながら待機していました。

 

3-3. 試験会場について

試験会場は80~90人程の座席が割り振られていました。

 

座席の形状は1人掛けのテーブルと椅子だったので、隣からの振動を気にしなくてよいのでやりやすかったです。

 

受験日は6月16日で蒸し暑かったので、空調は冷房が効いていました。

個人的には空調がやや強めだと感じたので、冷房が苦手な方は長袖の服を持参した方が良いと思われます。

 

部屋の正面には壁掛け時計が設置されており、試験時間はこの掛け時計を基準に行うそうなので、腕時計などはなくても問題ありませんでした。

会場により異なる可能性がありおます。

 

3-4. 受験者層

周りを見てみると、2級ボイラー技士の受験者の男女比は男性9割、女性1割くらいでした。

 

年齢層は学生~30代位の方が多かったですが、年配の方まで幅広い年齢の方がいるようでした。

(私は40代男性のサラリーマンです。)

 

3-5. 試験説明(13:15~13:30)

13:15から試験官より試験についての説明がありました。

 

まずスマホ・携帯電話・電子機器の電源を切り、不必要なものはカバンの中に片付けるよう指示がありました。

 

机の上に出して良いものは、鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、受験票、電卓、定規のみです。

 

机の上に出すもの・片付けるものなどの持ち物について、以下のような注意事項の説明がありました。

 

【持ち物についての注意事項】

  • 筆箱、メガネケース、電卓ケースは片付ける。
  • 電卓は使用してよいが、関数電卓及び特殊な機能があるものは使用不可。
  • 受験票には何も書きこまない
  • 飲み物は飲んでも良いが、こぼして試験用紙を汚すと採点不能となり不合格となるので、飲み物の入ったペットボトルなどは机の下におくこと。

 

私は以下のものを机の上に準備しました。

 

  • シャープペンシル×2本
  • 消しゴム×2個
  • スティック型消しゴム×1個
  • 消しゴム付き鉛筆×1本
  • 電卓×1個
  • 直線定規(15cm)×1個

(万が一落としたり故障した時の場合のため、多めに用意しています。)

 

なお今回の2級ボイラー技士試験の学科試験では、電卓、定規を使用しないと解けない問題は出題されませんでした。

過去5年分の過去問題を見ても、電卓・定規を使う問題の出題例はありません。

 

次に、試験開始、終了などの時刻については以下のとおりです。

 

13:15 試験説明
13:30 試験開始
14:30 退出可能
16:30 試験終了

 

試験時間は3時間で、試験開始から1時間が経ったら退出可能となります。

 

退出可能時刻の14:30になったら、試験官から退出可能時刻となったことを知らせてくれるます。

 

退出希望者は黙って挙手をすれば、試験官が座席まで行き、問題用紙・解答用紙を回収するので、回収後に退出して良いとのことでした。

 

その他の説明事項については、以下のとおりです。

 

【その他説明事項】

  • 試験中にトイレに行きたい場合は、黙って挙手をすれば試験官が座席に来られるので許可後トイレに行くことができる
  • 試験中に試験官2名が申請時の顔写真との本人確認を行うので、試験官が来たらマスクをずらして顔を確認してもらうこと
  • 退出時は、免状交付申請用の用紙が入って封筒を一通持って帰ること
  • 験結果発表日は会場の入口に表示している(6/23…1週間後)
  • 試験結果は結果発表日に、センターの掲示板に掲示及び、センターホームページから合格者の受験番号が閲覧可能
  • 合格通知は結果発表日の数日後に郵送される

 

ここまでの説明が終わったところで、試験問題用紙とマークシートが配られます。

指示がある前に問題用紙を持ち上げたり、開いたりすると不正行為とみなされます

指示があるまでは表紙の注意事項に目を通しておきます。

 

3-6. マークシートへの氏名、試験地、受験番号の記入

配られた試験官より指示があったら、マークシートへ試験の種類(2級ボイラー技士)、氏名、受験番号を記入します。

 

受験番号はマークシートの番号を塗りつぶす必要があるので注意が必要です。

 

問題用紙の表紙にも指示のあと、受験番号を記入します。

受験用紙も回収されるので、持ち帰ることができません

 

 

問題用紙に印刷ミス、ページ抜けなどの不備がないかチェックするよう指示があるので、チェックします。

 

問題用紙に不備があった場合は、試験官に申し出て交換してもらう必要があります。

 

3-7. 試験開始(13:30~)

試験官の合図で試験を開始します。

 

問題は五肢択一方式の試験となります。

 

試験の問題数は、

 

構造に関する知識…10問

取扱いに関する知識…10問

燃料及び燃焼…10問

関係する法令…10問

 

の4科目全40問が出題され、合格するには各科目で40%以上かつ全体で60%以上の正解が必要となります。

 

試験時間が3時間と余裕があるので、分かる問題からゆっくり落ち着いて解いていきます。

 

試験中に受験表の写真と受験者本人の顔を照合するために試験官が回ってこられますので、マスクをずらして顔を確認してもらいます。(試験官2名で2回の本人確認を実施しました。)

 

3-8. 退出(10:35~)

試験開始から1時間が経過すると退出可能時刻となりますので、早く終わった受験者は次々と退出されていきます。

 

時間はたっぷりあるので、焦らず自分のペースで問題を解きましょう。

 

私は自信のない問題を後に回して、1周目は自信のある問題だけを解答しました。

 

自信がなくて後回しにした問題は、2周目に時間をかけてゆっくり考えて解答しました。

 

最後に回答と塗りつぶしたマークシートに間違いがないかチェックをし、受験番号、氏名、試験種類の記入を再確認をしてから退出しました。

 

退出時刻は14:40ごろで、試験開始から1時間10分が経過していました。

 

(退出時、会場入り口で結果発表日の確認をすることと、免状交付申請用の封筒を持って帰ることを忘れないよう注意が必要です。)

 

3-9. 受験後の感想

受験してみた感想は、学習で使用した過去問題と比べて、図(絵)やグラフによる出題が多いと感じました。(40問中5問くらい)

 

例えば、ファンやバーナーなどの機器の図を見て名称を解答する問題や、特性グラフの空白部の要素名を解答する問題などです。

 

こういった図やグラフでの問題は、過去問題を丸暗記しているだけでは不正解となる可能性が高いので、参考書の図と説明を見比べながら理解を深める学習が必要だったと感じました。

 

…以上、2級ボイラー技士学科試験の受験体験をレポートさせていただきました。

 

試験の結果が発表されるまで、合格・不合格どちらの可能性にも備えて、次の目標を設定していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。