電気の資格独学ブログ

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【第三種冷凍機械責任者】受験体験レポート

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こんにちは、リキリツです。

 

2022年11月13日(日)に第三種冷凍機械ボイラー技士の学科試験を受験してきましたので、試験1週間前の準備から試験終了までの体験をレポートさせていただきます。

 

第三種冷凍機械責任者試験の受験を検討されている方や、興味をお持ちの方試験会場の雰囲気資格試験を受験する際の心構えなど1つの例として参考にしていただければと思います。

 

 

1. 試験1週間前にやったこと

1-1. 受験票の確認

受験票は、試験日約3週間前の11月21日(金)に届きました

 

受験票が届かない場合は、申請先のセンターに問合せしなければならないのでご注意ください。

 

受験票が届いていたら、記載されている試験会場・受験日を確認します。

 

また、受験票の氏名・生年月日・住所の記載に間違いがないか確認し、間違っていた場合は試験当日に窓口に申し出る必要があります。

間違った記載のままだと、免許申請時に支障がでることがあるそうです。)

 

1-2. 試験会場の下見

当日にスムーズに試験会場まで到着できるように、試験会場の下見に行きました。

※試験会場が遠方すぎる場合は、試験会場までの交通ルートを地図アプリ・路線検索アプリでの確認のみでも構わないと思います。

 

試験会場の下見では、以下の内容のことを確認しました。

 

【試験会場の下見での確認事項】

  • 試験会場に試験開始1時間前に到着する電車の時間
  • 電車に1本遅れても間に合うか
  • 乗る電車の種類(特急・急行・各駅停車など)
  • 徒歩ルート及び徒歩の時間(乗り換え駅間、最寄り駅~会場まで)
  • コンビニの場所(飲み物・食べ物・忘れ物などの購入のため)
  • 非常時に使用するタクシー乗り場の場所
  • トイレの場所
  • 現地で開場まで待つ場所
  • 試験会場の部屋

 

1-3. 弱点の最終確認、まとめノートでの学習

残りの1週間は弱点の最終確認として、これまで学習で何度も間違えた問題や覚えにくいことを中心に仕上げの学習を行い、まとめノートを完成させました。

 

第三種冷凍機械責任者試験の受験科目は「法規」・「保安管理技術」の2科目ですが、「保安管理技術」の方が苦手でしたので重点的に復習を行いました。

 

2. 試験前日にやったこと

2-1. 持ち物の準備

持ち物を全てカバンの中にいれて、当日の朝にすぐ出発できるように準備しました。(持ち物は前日に準備!

 

【持ち物リスト】

  • 受験票
  • 筆記用具(鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
  • 電卓
  • マスク(感染症対策のため着用必須)
  • まとめノート
  • 参考書
  • 飲み物
  • 目薬
  • ハンカチ
2-2. 試験前日は勉強をしない

試験当日にできるだけ疲れを残したくなかったので、試験前日は勉強はせず休養にあてリラックスして過ごしました。

 

2-3. 睡眠時間の確保

試験を万全の体調で迎えるため、7時間の睡眠時間を確保できるよう早めに就寝しました。

 

3.試験当日

3-1. 出発前にしたこと

新型コロナウイルス感染予防対策のため、受験票の裏に試験当日の体温を書いておく必要があったので、体温を測定し記入しました。(平熱でした。)

 

試験会場の集合時刻は9:00だったので、事前に調べていたとおり少し早めに到着できる時刻に出発しました。

 

3-2. 試験会場までの移動

事前に下調べしておいた時刻の電車・バスで試験会場まで移動しました。

 

電車・バスの中では寝てしまうと乗り過ごしの危険があるので、まとめノートを読んで時間を過ごしました。(電車の中では寝ない!

 

※起きてから脳が活性するまで数時間かかるので、二度寝してしまうと試験時間に脳が働かないようになるので特に試験当日は二度寝を控えましょう。

 

途中の駅でトイレを済ませ、会場には集合時刻40分前の8:20ごろ到着しました。

 

3-3. 試験会場への入場

試験会場は既に開場されていたので、入場しました。

 

試験会場の入口ではコロナウィルスの感染拡大予防の対策として、マスクを着用していないと入場不可となります。

 

受験番号により試験会場となる部屋が別れていることが掲示されているので、自分の受験番号がある会場の部屋まで行きます。

 

部屋の入口に座席表が掲示されているので、受験票に記載されている受験番号と照らし合わせて座席に着きました。

 

座席の机の上には試験にあたっての注意事項が記載された紙が置かれています。

 

試験説明のある9:00までは、会場内で自由に過ごしていても構わないので、受験にあたっての注意事項に目を通してから、水分を補給したり、トイレにいったり、まとめノートを見たりしながら待機していました。

 

3-4. 試験会場について

試験会場は、1部屋約30~40人程の座席が割り振られていました。

 

座席の形状は1人掛けのテーブルと椅子だったので、隣からの振動を気にしなくてよいのでやりやすかったです。

 

受験日は11月13日で涼しかったので、空調はつけられておらず、換気のためドアは開けたままになっていました。

 

私は適温に感じましたが、寒がりの方は上着などを持参した方が良いと思われます。

 

部屋の正面には壁掛け時計が設置されており、試験時間はこの掛け時計を基準に行うそうなので、腕時計などはなくても問題ありませんでした。

 

座席数・座席の形状・時計の有無などは会場により異なる可能性がありおます。

 

3-5. 受験者層

私が受験した会場では、受験者の男女比は男性30人強、女性1人でした。

 

年齢層は学生~30代位の方が多かったですが、年配の方まで幅広い年齢の方がいるようでした。

(私は40代男性のサラリーマンです。)

 

3-6. 試験説明(9:00~)

9:00から試験官より試験についての説明がありました。

 

まずスマホ・携帯電話・電子機器の電源を切り、不必要なものはカバンの中に片付けるよう指示がありました。

 

机の上に出して良いものは、鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、受験票、電卓のみです。

 

机の上に出すもの・片付けるものなどの持ち物について、以下のような注意事項の説明がありました。

 

【持ち物についての注意事項】

  • 筆箱、メガネケース、電卓ケース、飲み物は片付ける。
  • 電卓は使用してよいが、関数電卓及び特殊な機能があるものは使用不可。
  • 受験票は真ん中のミシン目で切り離し、写真の貼っている方を机の受験番号の下に置く。
  • 腕時計は腕から外して机の上に置く。

 

私は以下のものを机の上に準備しました。

 

  • シャープペンシル×2本
  • 消しゴム×2個
  • スティック型消しゴム×1個
  • 消しゴム付き鉛筆×1本
  • 腕時計×1個

 

(万が一落としたり故障した時の場合のため、多めに用意しています。)

 

なお今回の第三種冷凍機械責任者試験では、電卓を使用しないと解けない問題は出題されませんでした。

過去8年分の過去問題を見ても、電卓を使う問題の出題はありません。

 

続いて試験開始時刻・試験終了時刻の説明がありました。

 

  • 「法令」科目…9:30開始~10:30終了(試験時間60分)
  • 「保安管理技術」科目…11:10開始~12:40終了(試験時間90分)

 

どちらの科目も、試験開始から30分経過したら退出可能となり、試験終了10分前に退出不可になるとのことでした。

 

試験終了時刻前に退出した者は、自習室で待機しておくようにとのことでした。

 

その他の説明事項については、以下のとおりです。

 

【その他説明事項】

  • 試験中にトイレに行きたい場合は、黙って挙手をすれば試験官が座席に来られるので許可後試験官同行でトイレに行くことができる
  • 試験中に試験官が申請時の顔写真との本人確認を行うので、試験官が来たらマスクをずらして顔を確認してもらうこと
  • 試験問題と解答用紙はどちらも提出が必要で、問題用紙の持ち帰りや解答をメモして持って帰ることも不可
  • 試験問題が配布されても、試験開始の合図まではページをめくったり、裏をむけてはいけない

 

ここまでの説明の後、試験官により受験票が回収されました。

(写真との照合は法令科目の試験中に実施するとのこと)

 

3-7. 「法令」科目試験(9:30~10:30)

試験説明後、「法令」科目の解答用紙(マークシート)が配布されます。

 

マークシートには氏名・住所・受験番号が記載・マーク済みなので、間違っていないか確認するよう指示があります。

 

間違っていた場合は試験官に申し出るようにとのことでした。

 

試験開始の5分前(9:25)に「法令」科目の試験問題が配布されます。

 

指示がある前に問題用紙を持ち上げたり、開いたり、裏をむけたりすると不正行為とみなされます

指示があるまでは表紙の注意事項に目を通しておきます。

 

9:30に、試験官の合図で試験を開始しました。

 

「法令」科目の試験問題数は20問で、試験時間は60分なので、1問に3分かけることができます。

 

問題形式は各問題でイ、ロ、ハの3つの文章が与えられ、正しいものの組合せを選択する五肢択一方式の試験となります。

 

合格基準は60%以上なので、20問中12問の正解が必要となります。

 

慌てずに分かる問題からゆっくり落ち着いて解いていき、少しでも迷った問題は後回しにして解いていきました。

 

試験中に受験表の写真と受験者本人の顔を照合するために試験官が回ってこられますので、マスクをずらして顔を確認してもらいます。

 

約25分経過したところで全ての問題の解答が終わったので、最後に10分かけて見直しを行い、試験開始から35分で退出しました。

 

周りの方も30分経過時点で退出される方が多かったようです。

 

※周りの方の動向を気にせずに自分のペースでゆっくり問題を解くことが重要です。

 

退出後は、自習室に行き「保安管理技術」科目のまとめノートを見直していました。

 

3-8. 「保安管理技術」科目試験(11:10~12:40)

試験会場に戻ると、11:00に「保安管理技術」科目の解答用紙と試験問題が配布されました。

 

「法令」科目と同様、マークシートに記載済みの氏名・住所・受験番号が間違っていないか確認するよう指示がありました。

 

11:10に、試験官の合図で試験を開始しました。

 

「保安管理技術」科目の試験問題数は15問で、試験時間は90分なので、1問に6分かけることができます。

 

問題形式は各問題でイ、ロ、ハ、ニの4つの文章が与えられ、正しいものの組合せを選択する五肢択一方式の試験となります。

 

合格基準は60%以上なので、15問中9問の正解が必要となります。

 

「保安管理技術」科目の出題は与えられた4つの文章のうち1つが分からないため答えが絞り切れないものが多く、自信のない解答になってしまったものが多かったです。

 

時間をかけて考えたのですが、これ以上考えて正解を導き出せない状態になったので、最後に見直しを行い、試験開始から約70分で退出しました。

 

周りの方も「法令」科目より多くの方が残っておられました。

 

3-9. 受験後の感想

受験した感想は、特に「保安管理技術」科目の問題は過去問題と同じものが少なく表現を変えたりひねられた問題や初見のものが多く難しく感じました。

 

過去問題集での学習も必要ですが、「保安管理技術」科目については参考書を読み込み理解を深めないと、自信をもって正解を導き出すことができないと感じました。

 

「法規」科目についても分からない問題はありましたが、まだ答えられる問題の割合が多かったように思われます。

 

…以上、第三種冷凍機械責任者試験の受験体験をレポートを書かせていただきました。

 

試験の結果が発表されるまで、合格・不合格どちらの可能性にも備えて、次の目標を設定していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。