こんにちは、リキリツです。
今回は第二種電気工事士試験の技能試験用おすすめ参考書を紹介いたします。
私自身が第二種電気工事士の技能試験を受験したときにも、今回紹介する参考書で対策をして一発合格をすることができました。
参考書を検討する際、技能試験対策用の参考書を書店で何冊も見比べて、納得できる1冊を選んで購入しました。
私はこれまでに電験2種やエネルギー管理士など5つの資格を独学で取得した経験があり、合格するための参考書を選ぶのには慣れているので、良い参考書を選択できたと思っております。
第二種電気工事士試験を受験される方に参考にしていただければと思います。
※2021年8月22日に公開した記事ですが、2024年3月27日に最新年度版の参考書に合わせて、修正・更新致しました。
1. 第二種電気工事士試験の技能試験おすすめ参考書
私が購入した参考書は「第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」(オーム社)です。
オーム社は電気系資格の参考書や電気系の技術誌を数多く出されている出版社なので、オーム社の参考書は資格を独学で取得を目指す方には安心しておすすめできます。
書店で他の参考書も何冊も見比べましたが、こちらの参考書は技能試験を合格するために必要十分な知識・情報が掲載されていて、初心者にも分かりやすいと思ったので購入することにしました。
この参考書を選んだ理由は次の項目で詳細を説明いたします。
(この参考書の最新年度版は以下のリンクよりご購入いただけます。)
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2. この参考書を選んだ理由
2-1. 価格が安いが必要十分な情報量が掲載されている
「2024年版第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」の価格は1320円(税込)で、技能試験用の参考書の中で最も安価なものの1つです。
それでいて内容が乏しいこともなく、第二種電気工事士の技能試験を合格するために必要な知識、習得するべき技術について十分な下記の情報が掲載されています。
【掲載されている情報目次】
- 技能試験の基礎知識
- 技能試験の支給材料
- 単線図から複線図への書き換え
- 技能試験の基本作業
- 公表問題13問の合格解答
- 昨年度の問題と解答
高価な参考書にはさらに多くの情報が詰め込まれたものがありますが、技能試験は基礎的な知識を習得できたら、後は実際の作業を制限時間内にできるように練習していくことが中心になるので、そこまで多くの情報は必要ないと考えます。
2-2. 写真が全てカラーで掲載されているので見やすい
「2024年版第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」では、以下の写真が全て
カラー写真で掲載されているのでとても見やすいです。
【掲載されているカラー写真】
- 公表問題13問の完成写真
- 公表問題13問ごとの支給材料写真
- 作業用工具
- 使用する材料の一覧
- 基本作業
- 欠陥状態
技能試験の施工では電線の被覆などを色で判別することがあるので、正解状態のカラー写真があると正しく理解しながら学習することができます。
2-3. 作業動画をQRコードから見ることができる
「2024年版第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」は下記の作業について動画のQRコードが掲載されているので、初心者の方でも間違えずに作業手順を覚えることができます。
【動画のQRコードがある作業】
- 21種類の基本作業
- 公表問題13問の施工手順
最安値の参考書で動画のリンクまであるのは 「2021年版第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」だけでした。
動画は参考書の補足として作成されているのでシンプルで余計な説明などがなく、参考書の写真と説明文とを照らし合わせながら見ることで効率よく学習することができます。
インターネットで検索できる他の動画は注意事項やポイントを細かく説明しながら作業を進めていく動画が多いものは再生時間が長くなりがちで、再生時間の短いものは情報が不足しがちです。
2-4. 本の側面から見れるインデックスが印刷されている
公表問題13問の合格解答ページの側面に13問順に階段状にインデックスが印刷されているので、ページを探しやすい親切な作りになっています。
※写真は2021年版のものです。
3. この参考書の不満な点
「2024年版第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」には購入してから気付いた不満な点もありましたので、紹介しておきます。
3-1. 動画のQRコードがどこにあるか分かりにくい
動画のQRコードの掲載場所が、基本作業についてはタイトルのすぐ横にありますが、公表問題の作業手順については13問目の後のページにまとめて掲載されているのでどこにあるか分かりにくかったです。
施工手順の動画が掲載されているページの注記も分かりにくいところに書いているので、最初に読んだときにかなり探しました。
3-2. 複線図の線色が黒色のみで描かれている
複線図の線色が黒色のみで描かれていて、文字で「黒、白、赤」というふうに表記されているので、初心者には少し分かりにくいと思いました。
慣れてくれば問題ないと思いますが、線色に合わせた色で印刷してくれたほうがより分かりやすいと思いました。
…以上、第二種電気工事士の技能試験のおすすめ参考書「2021年版 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答」について書かせていただきました。
若干分かりにくいところもありますが、必要十分な情報が掲載されていて低価格で動画のリンクまでついているのはこの参考書だけですのでおすすめできる参考書です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。