こんにちは、リキリツです。
そろそろ今年度の第二種電気工事士試験の対策を始めている方もいらっしゃると思います。
私は2021年度後期の第二種電気工事士試験を受験して合格できました。(筆記試験は免除で、技能試験のみの受験でした。)
筆記試験にはどのような問題が出題されているのか興味があったので、過去問題を一度解いてみてから書店で複数の第二種電気工事士筆記試験用の参考書を実際に見比べて自分で買うならどれを買うかという視点で、初心者にもおすすめできる独学に最適な参考書を一冊選んでみました。
私はこれまでに電験二種やエネルギー管理士など10個の資格を独学で取得した経験があり、合格するための参考書を選ぶのには慣れているので、良い参考書を選択できたと思っております。
第二種電気工事士試験を受験される方に参考にしていただければと思います。
※2021年9月2日に公開した記事ですが、2024年1月22日に最新版参考書に合わせて修正・更新いたしました。
1. 第二種電気工事士試験の筆記試験用おすすめ参考書
私が初心者の方におすすめする参考書は、「みんながほしかった!第二種電気工事士 学科試験の教科書&問題集」(TAC出版)です。
価格は1980円(税込)と比較的安価で、前半にテキスト部、後半に問題集(頻出200問)が収録された1冊で第二種電気工事士の筆記試験の学習ができる参考書です。
書店で他の参考書も約10冊も見比べましたが、こちらの参考書は解説が丁寧でレイアウトも見やすくて、初心者には最も分かりやすい参考書だと思ったので選びました。
この参考書を選んだ理由の詳細は次の項目で説明いたします。
(下記リンクよりご購入いただけます。)
↓ ↓ ↓
リンク
2. この参考書を選んだ理由
2-1. 写真が全てカラーで掲載されている
こちらの参考書は写真が全てカラーで掲載されています。
第二種電気工事士の筆記試験では、器具や工具などカラー写真で出題される問題もあるので、受験対策のためにはカラー写真で学習しておいたほうが効果的です。
問題集部分が白黒で印刷されている参考書での学習では、イメージがつかみにくいと思います。
2-2. カラー図表・イラストなどで丁寧な説明
第二種電気工事士試験を受験される方には電気の勉強の初心者の方も多いと思われます。
初心者の方には文字・式だけの説明より、カラーの図表・イラストでの説明があった方が理解しやすいと思います。
この参考書はカラー印刷の図表・イラストで分かりやすく解説してくれています。またフルカラー印刷ですが、イラスト・文字などがスッキリした見やすいレイアウトなので分かりやすい印象を受けました。
例えば、複線図の描き方については線を色分けして解説されているので、非常に分かりやすいと思いました。
イラストが多くてもごちゃごちゃして見にくいと思うものは、記憶に残りにくいのでおすすめできません。
2-3. 問題集パートには200問の重要問題を収録
問題集パートには200問の頻出される重要問題が収録されています。
第二種電気工事士筆記試験の試験問題は50問の出題なので、200問だと4回分の学習が可能です。
また本の前半に参考書パート、後半に問題集パートと分かれて収録されているので、問題集を集中して学習しやすい作りになっています。
問題集の解答ページには対応する参考書パートのページが記載されているので、間違った問題をすぐ復習しながら効率よく学習することができます。
2-4. 重要ポイントがまとめられていて解説が分かりやすい
参考書パートは、1つの項目ごとに「板書」という形で重要ポイントを箇条書きでまとめられていて分かりやすくて覚えやすい構成で作られています。
「電気理論」分野の解説では他の参考書では省略されている公式の中間の式から説明されている部分もあり、初心者にも理解できるように丁寧に説明してくれていると感じました。
3. 参考書選びのポイント
最後に、参考書選びのポイントを解説させていただきます。
参考書には個人の向き不向きもあるので、できるだけ自分で内容を見て以下のポイントを確認してみて、分かりやすいと思うものを購入することをおすすめします。
- 解説の文章が分かりやすいこと
- 内容が薄すぎないこと
- 文字・書体などが読みやすいこと
- 図・表・イラスト・写真などは見やすいか
- 問題数が少なすぎないか
同じ分野の解説文を複数の参考書で読み比べてみて、最も分かりやすいと思ったものが自分にあった参考書だと思います。
…以上、第二種電気工事士筆記試験のおすすめ参考書について、書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。