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【読書】勉強や仕事の効率を向上するための休み方を学べる本「休む技術」「休む技術2」

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こんにちは、リキリツです。

 

私事ですが、2023年の資格試験が一区切りついたので、勉強のオフシーズンに入りました。

 

資格試験の勉強中はなかなか読書ができないので、オフシーズンはよく読書をするようにしています。

 

書店で今回のオフシーズンに読む本を探していたところ、「休む技術」「休む技術2」というオフにピッタリのタイトルの本を見つけることができました。

 

手に取って少し読んでみると、オフの過ごし方や学習法の効率を上げるための休み方を学ぶことができそうだと思ったので、早速購入してみました。

 

資格の学習をされている方にもおすすめできる内容だと思ったので、今回は「休む技術」・「休む技術2」を紹介する記事を書かせていただきます。

 

資格の勉強をされている方や、大学進学を目指す学生の方などに勉強の効率を上げるための上手な休み方を学べるですので、参考にしていただければと思います。

 

 

1. 「休む技術」「休む技術2」について

「休む技術」は、仕事・勉強などのパフォーマンスを向上させ、人生の満足度を高めるための上手に休むコツを紹介してくれている本で、「休む技術」(2017年9月15日発行)と「休む技術2」(2023年4月15日発行)の2冊が発行されています。

 

著者の西多昌規氏は精神科医・医学博士でもあり、休むことの重要性を科学的な要素臨床面からの経験を織り交ぜて紹介してくれています。

 

この本を読めば、体と心をケアしながらモチベーションを高めることができる休み方について学ぶことができます。

 

自分の仕事や勉強をする上での休み方と照らし合わせてみて、こういう方法もあるのかと気づかせてくれるおすすめの本だと思います。

 

(「休む技術」販売リンク)

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(「休む技術2」販売リンク)

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2. 「休む技術」「休む技術2」で感銘を受けたところ

「休む技術」・「休む技術2」を読んでみて、感銘を受けたところをいくつか紹介させていただきます。

 

「休む技術」「休む技術2」から感銘を受けたところ ①休むことで、記憶は脳に定着する
②「楽しいこと」への期待感をもち続ける
③眼精疲労を和らげる「20・20・5法」

 

以下の項にて順番に説明させていただきます。

 

2-1. 休むことで、記憶は脳に定着する

「休む技術」の125ページからの「休むことで、記憶は脳に定着する」という項では、休憩することでの記憶に対する効果について、以下のように書かれています。

マウスを用いておこなわれた実験からわかった重要なポイントはタンパク質が記憶の定着や固定に重要な役割を果たしているということでした。

(中略)

このタンパク質の形や性質は、まだはっきりと断定されるには至っていませんが、現段階では仕事、勉強を続ける合間に休憩を挟むことが、記憶の定着から考えても合理的であるという事実は、もはや動かしがたいでしょう。

 

(引用:西多昌規「休む技術」,大和書房,2017年9月)

 

仕事や勉強をしていると、休憩する時間がもったいなく感じて頑張り過ぎてしまうという方もいらっしゃると思われます。

 

「休む技術」を読むことで、適度に休憩を挟む方が記憶効率が高まるということを知ることができるので、今後は積極的に休憩をとることができるようになるのではないでしょうか。

 

2-2. 「楽しいこと」への期待感をもち続ける

「休む技術」の45ページからの『「楽しいこと」への期待感をもち続ける』の項では、モチベーションを維持するための休みの使い方について、次のように書かれています。

 

「もうすぐ休みだ」という期待も、ドーパミンを活性化させる刺激にほかなりません。むしろ、「休む」という行為よりも、ドーパミンを刺激する効果が強いかもしれません。

その根拠としては、ドーパミン自体が喜びをもたらすものではない、という研究結果があげられます。心理実験においても、ドーパミンをより刺激するのは今の「喜び」ではなく、将来への「期待」であることがわかってきています。

(中略)

ドーパミンの性質を考えれば、休みに対する「期待感」を、1年を通して継続的かつ自覚的に用意しておくことが、やる気を維持するポイントになると思います。

(引用:西多昌規「休む技術」,大和書房,2017年9月)

 

楽しいことに期待感をもち続けるための具体的な方法としては、旅行・飲み会・外出・食事・映画鑑賞・スポーツなど自分が楽しいと思うことを次の休みのために「用意する」「企画する」ことを楽しむことをすすめられています。

 

私自身の経験に置き換えると、今までは資格試験や仕事のヤマなどが終わってから、休みにやることを考えていました。

 

「休む技術」を読んで、事前に休みの計画を立てておくことで期待感からモチベーションを維持できることを知ったので、次に資格試験などに挑戦するときは勉強から試験後の休みにすることまでをセットで計画してみようと思います。

 

2-3. 眼精疲労を和らげる「20・20・5法」

「休む技術2」の95ページからの「20分ごとに5メートル先のものを見る」という項では、眼精疲労を和らげるための「20・20・5法」というテクニックが紹介されています。

 

こうしたオンラインワークが原因の眼精疲労を和らげる効果的な対処法は、「20・20・20法」という、アメリカ眼科学会が推奨している方法で、20分おきに20分の休息、20フィート(約6メートル)離れたものを見る、という習慣のことです。

フィートは日本ではなじみがまったくないですし、6メートルよりも5メートルのほうが区切りがいいので、「20・20・5法」と覚えるとしっくりくるかもしれません。

パソコンの画面を見続けているあいだは、20分以内ごとに、スクリーン以外のものを少しだけ見ることが、目の疲労には大切だということです。

(引用:西多昌規「休む技術2」,大和書房,2023年4月)

 

自分自信の経験でも、仕事や勉強で近くを見続けて目がかなり疲れているなと感じることが多くありました。

 

これまでは1時間置きくらいで目薬をさして目を休めているつもりでしたが、もっと頻繁に目を休めたほうが効果的であることを知ることができてとても参考になりました。

 

20分おきに5m先を20秒間見るだけという簡単な方法なので、心がけ1つですぐに実践できるので、どのような方にもおすすめできる方法です。

 

3.「休む技術」「休む技術2」はこんな人におすすめ

「休む技術」「休む技術2」は、ここで紹介したこと以外にも、人間関係やメンタルヘルス、効果的な睡眠、リモートワークでの休み方などさまざまな休む技術を紹介されています。

 

読むことで、休むことに対する考え方をアップデートできる「休む技術」・「休む技術2」は、以下のような方々におすすめすることができると思います。

  • 勉強のやる気が持続できない
  • 体調を崩しがちで、ベストコンディションで試験日を迎えられない
  • 頑張っているのにどうも空回りしていると感じている人
  • 周りに気をつかってしまい、休みを取りづらいと感じている人
  • 難関資格に挑戦しているなど、長期間モチベーションを維持する必要がある

 

…以上、勉強や仕事の効率を向上させる休み方を学べる本「休む技術」「休む技術2」を紹介する記事を書かせていただきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました、