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【電験二種】二次試験まで残り1か月のラストスパートでやるべきこと【直前対策】

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こんにちは、リキリツです。

 

今年の11月14日(日)に実施される電験二種の二次試験まで、勉強できる期間も残り1か月となりました。

 

電験二種の二次試験を受験される方は勉強のラストスパートをされていると思われます。

 

機械的に繰り返し問題を解くよりも、合格するための戦略を考えながら残り少ない時間を効果的に使う方が合格の確率は上がります

 

私も2019年度の電験二種の二次試験の直前の勉強では、合格するための最善の方法を考えながら勉強したことで合格することができました

 

今回は、電験二種二次試験までの残り1か月のラストスパートでやるべきことを紹介させていただきます。

 

電験二種の合格を目指している方に参考にしていただければと思います。

 

 

1. まとめノートを完成させる

今までノートを作成されながら勉強されてきた方も多いと思いますが、まとめノート試験の直前に見ることのみを厳選した内容にする必要があります。

 

まとめノートはページの挿入や削除ができるルーズリーフとバインダーを使用することをおすすめします。

 

もう覚えてしまったページは外してしまい、現段階で自分の弱点を補うための内容のみをファイルにします。

 

あまり量が多すぎると見直すことができないので、ルーズリーフのバインダー1冊に収まる量にすることをおすすめします。

 

私の場合は、まとめノートに下記のような項目をまとめました。

  • 図解した方が分かりやすい問題の回路図・イメージ図
  • 間違えやすい公式の使い方と覚え方のポイント
  • 問題の解法のポイント
  • 問題を解くための数学知識の整理

(おすすめのルーズリーフ、バインダー)

 

 

2. 計算問題はこれまでに間違ったできそうな問題を解く

これまでの学習では問題集を何周か解いてこられていると思います。

 

問題集を解いた結果を記録しながら学習していることが前提ですが、これまでの記録から「複数回間違った問題」と「最後に間違った問題」のみを再度解いて、正解できる問題を増やすための学習を行います。

 

ここで大切なのは難しすぎる問題はあきらめることです。

 

問題集の中には解説を読んでみて全く理解できない問題も存在します。

 

電験二種の二次試験の合格基準は「2科目の合計の正解率が60%以上」かつ「各科目で平均点以上」なので、40%は間違っても良いので完璧を目指す必要はありません。

 

完璧を目指し過ぎてできない問題に時間をかけるのではなく、できないと判断したら他のできる問題に残り少ない時間を使うようにしましょう

 

また、できない問題をあきらめる判断力をつけておくことで、試験本番でできる問題から優先的に解くことができるようになり、合格する可能性を高くすることができます。

 

3. 論説問題は効果的な問題集で「電力・管理」課目だけ学習する

電験二種の二次試験の学習を計算問題をメインに行ってきて、論説問題の学習が不十分な方もいらっしゃると思います。

 

「電力・管理」課目は出題6問中4題を選択して解く試験であり、6問中2~3問は論説問題で出題される傾向にあります。

 

「電力・管理」課目の論説問題を全く学習していないと、苦手分野の計算問題が出た場合に合格できる可能性はかなり低くなってしまいます

 

「機械・制御」課目については、出題4問中2題を選択して解く試験であり、論説問題は0~1題または、小問の中の1~2問出題される傾向なので、論説問題を学習していなくてもなんとかなります。

 

残り少ない時間での論説問題の最適な学習法は「キーワードで覚える!電験二種論説問題(電気書院)」という問題集を数回繰り返して解くことです。

 

この問題集は論説問題を解答するためのキーワードを抽出して覚えられる構成になっているので、完璧に覚えられなくても短期間で部分点が拾えるぐらいのレベルになることができます。

 

「電力・管理」課目の問題だけで良いので、「キーワードで覚える!電験二種論説問題(電気書院)」で学習することをおすすめします。

 

(商品リンク)

 

 

4. 問題を解くスピードを上げることを意識して勉強する

ラストスパートの学習では、問題を解くスピードをつけることも重要です。

 

特に「機械・制御」課目は試験時間60分で2問のハイレベルな計算問題を解く必要があるので、ゆっくり解いている時間はありません

 

計算機のメモリ機能を使いこなせるようになり、最速で解答するための公式の使い方、数学のテクニックをマスターできるように意識して学習するようにしてください。

 

(関連記事)

下記リンク先にて計算機の機能を使いこなすためのテクニックを記事にしておりますので、よろしければご参照ください。

 ↓  ↓  ↓

rikiritsu.com

 

5. 空き時間もフルに活用して学習する

残り1か月はこれまでよりも学習時間を増やすにようチャレンジしてみてください。

 

コツは電車移動の時間や空き時間に論説問題の学習をして、時間が長くとれるときに計算問題を学習することです。

 

理由は計算問題は1問解くのに時間がかかりますが、論説問題は答えが分かれば数分で解答することができるからです。

 

また計算問題だけをぶっ続けで長時間勉強し続けるのには集中力にも限界があり難しいですが、計算問題の学習の間に短時間の論説問題の学習と休憩を挟みながら学習することで、フレッシュができ長時間の学習をすることが可能になります。

 

私も電験二種のラストスパート期間には1日10時間以上勉強することもありました。

 

ここで注意しなければいけないのは、「睡眠時間は削ってはいけない」ということです。

 

睡眠時間を削ってしまうと、試験本番を万全の体調で臨むことができなくなり、せっかく学習でつけた実力を100%発揮できなくなることもあります。

 

睡眠時間を確保した上で、他のムダな時間を勉強時間に回すようにしてみてください。

 

…以上、電験二種の二次試験までの残り1か月でやるべきことについて、紹介させていただきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。