こんにちは、リキリツです。
今回はオーム社より2021年3月に電験二種一次試験用の過去問題集の新刊が発売されましたので紹介する記事をかかせていただきます。
オーム社の電験二種一次試験の過去問題集は毎年発行されておらず、2012年に5カ年分の過去問題集が発行されて以来なので、待望の1冊になります。
私もオーム社の過去問題集を使用して電験二種に合格できましたので、おすすめできる過去問題集です。
電験二種の一次試験の過去問題集をまだ購入されていない方や、10年分をお持ちではない方にお役に立つ情報ですので読んでいただければと思います。
1. 【新刊】10カ年収録 電験二種 一次試験 完全解答 (オーム社)
こちらが2021年3月にオーム社より発行されました平成23~令和2年(2011~2020年)の10年分の一次試験の過去問題と模範解答が収録された過去問題集です。
これで10年分の多くの過去問題を解いて出題のパターンに対応できるように学習をします。
オーム社の電験二種の過去問題集は解説が丁寧で分かりやすいので、おすすめできます。
オーム社からは過去に5カ年分の一次試験の過去問題集は第1集(平成16~20年(2004~2008年)の5年分が収録)、第2集(平成20~24年(2008年~2012年)の5カ年分が収録)が発行されており私はこれを使用して電験二種を合格することができました。
過去に発行された過去問題集は5カ年収録で金額が3,960円でしたが、今回は10カ年収録で4,400円と金額も抑えられており、お買い得です。
(2011~2020年の10カ年収録の電験二種一次試験用過去問題集)
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2. 10年分以上の過去問題集を学習したい場合
電験二種は難易度の高い資格なので、私の経験から過去問題集は最低10年分は学習が必要だと思われますが、10年分以上勉強を行うことでさらに合格の確率を上げることができます。
(私は平成29年盤模範解答(電気書院)、5カ年分完全解答第1集(オーム社)、第2集(オーム社)の3冊で合計13年分の過去問で学習しました。)
10年分で足りないと思われる方には在庫が残っているうちに「電験二種一次試験 完全解答 5カ年収録 (オーム社)」のご購入もおすすめします。
(いずれ廃盤となると思いますので、お早目に購入のご検討をおすすめします。)
※第2集は2008~2012年度分なので、今年発行された10カ年の過去問題集と2年分重複しているのであまりおすすめできません。
(2004~2008年の5カ年収録の電験二種一次試験用過去問題集)
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3. 資格試験の勉強に過去問題集を使用する理由
資格試験の勉強は過去問題集を使用しなくても、課目、分野ごとにまとめられた問題集で学習すれば十分だと考えておられる方もいると思いますが、私は過去問題集での学習は必要だと考えております。
科目、分野ごとにまとめられた問題集は、分野ごとに基礎問題から段階的に難易度が上がり応用問題を解いていく順番で学習をすることになります。
これは問題の解法を覚える(インプットする)学習法だといえます。
実際の試験では分野・難易度はランダムに出題されるので、分野順の学習(インプットする学習法)だけだと、とっさに思い出すという練習が不足しているため、勉強したはずなのに本番で思い出せないということが起こり得ます。(基礎問題を解いてからでないと応用問題の解き方が思い出せない。)
出題分野順がバラバラの過去問題集を解くことで、解き方を思い出す(アウトプットする)練習になるので、本番で問題を解くための実力をアップさせることができます。
- 参考書・分野順問題集 → 解法を覚える(インプットする)
- 過去問題集 → 解答する練習(アウトプットする)
このインプットする学習とアウトプットする学習をどちらも行うことで、合格するための実力をつけることができます。
過去問題集での勉強法は下記の記事に詳細をまとめておりますので、ご参照ください。
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※関連リンク:過去記事「電験二種_合格者のおすすめ参考書(一次試験用)」にも新館情報を反映しました。過去問題集以外のおすすめ参考書は下記リンク記事をご参照ください。
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…以上、電験二種一次試験の過去問題集の新刊を紹介させていただきました。
電験二種の受験をされる方にぜひ参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。