こんにちは、リキリツです。
今年のエネルギー管理士試験の受験日8月4日（日）まで1か月を切りました。
受験される方はラストスパートに入っておられる時期だと思います。
現段階での実力を試すために、学習に模擬試験を取り入れることをおすすめします。
今回はエネルギー管理士試験の終盤の勉強に最適な模擬試験を実施できる方法を紹介致します。
私も2020年に今回紹介する模擬試験を学習に取り入れることで、エネルギー管理士試験（電気分野）に合格することができました。
今年度のエネルギー管理士試験を受験される方に参考にしていただければと思います。
※2021年7月13日に公開した記事ですが、2024年7月12日に最新年度版に合わせて修正・更新いたしました。
1. エネルギー管理士試験（電気分野）の模擬試験ができる教材
模擬試験はこれまで学習してきた過去問題集以外の問題を使って実施したほうが本当の実力が把握できて効果的です。
電気書院社より発行されている技術誌「電気計算」の2024年8月号（2024年7月12日発売）はエネルギー管理士試験（電気分野）の実力養成ゼミという記事の最終回として「模擬試験問題と解答・解説」が掲載されており、模擬試験をするのにちょうど良い教材になります。
エネルギー管理士（電気分野）を受験される方はぜひ「電気計算 2024年8月号」を購入して、模擬試験を実施してみてください。
※「電気計算」にはエネルギー管理士試験（熱分野）の学習記事・模擬試験問題は掲載されておりませんので、ご注意ください。
下記リンクよりご購入が可能です。
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2. 模擬試験を実施後の学習例
模擬試験を実施した後にどのように学習すれば良いのか、学習の例を紹介します。
2-1. 実際の試験の時間割どおりに模擬試験を実施
電気計算の「模擬試験問題」を使って、実際の試験の時間割に合わして模擬試験を実施することをおすすめします。
エネルギー管理士試験（電気分野）の試験時間は下記のとおりです。
| 課目 | 試験時間 | |
|---|---|---|
| ｴﾈﾙｷﾞｰ総合管理及び法規（課目I) | 9:00~10:20 | 80分 |
| 電気設備及び機器（課目Ⅲ） | 10:50~12:40 | 110分 |
| 電力応用（課目Ⅳ） | 14:00~15:50 | 110分 |
| 電気の基礎（課目Ⅱ） | 16:20~17:40 | 80分 |
※試験 の順番は番号順ではなく、課目Ⅰ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅱの順番ですので、本番のときに間違えないようご注意ください。
2-2. 得意科目・苦手科目の把握
模擬試験が終わったら、採点を実施します。
まず科目ごとの点数を確認して得意科目と苦手科目を把握します。
現段階の実力の目安として、下記点数表を参考にしてみてください。
| 点数 | 判定 |
|---|---|
| 80点以上 | 合格圏内 |
| 60点以上～80点未満 | ボーダーライン |
| 60点未満 | 実力不足 |
2-3. 弱点分野の分析
模擬試験で間違った問題を確認して、自分の弱点の分野を把握します。
なお模擬試験では正解がはっきり分からない問題はマークシートをヤマカンで選ぶのではなく、不正解として採点してください。
現段階の実力を測るためなので、模擬試験をカンで正解しても意味がありません。
ヤマカンで解答して良いのは、試験本番で時間が足りなくなったときだけにしましょう。
2-4. 弱点の強化学習
模擬試験の結果で分かった苦手科目と弱点分野を強化するための学習を重点的にラストスパートを行います。
これまでの学習で過去問題集で何度も間違えた問題についても弱点となるので、重点学習の対象としましょう。
苦手分野について参考書を見直して、演習問題をやり直したり、理解するためにまとめノートにまとめることをおすすめします。
注意しないといけないのは、完璧を目指し過ぎて難しすぎる問題に時間をかけすぎないことです。
難しすぎると思った問題は後回しにして、できる問題を少しずつ増やしていくイメージで勉強を続けましょう。
…以上、エネルギー管理士試験（電気分野）の模擬試験とラストスパートの学習について書かせていただきました。
受験生のみなさん、ここが正念場です。
合格を目指してラストスパートの勉強をがんばってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
