電気の資格独学ブログ

電験3種・電験2種・エネルギー管理士・応用情報技術者など資格の合格を目指す方のためのブログ

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【英検】実用英語技能検定(英検)ってどんな資格?受験前に調べた基本情報

※当ブログにはプロモーションが含まれています。

こんにちは、リキリツです。

 

英語の学習を初めて約4か月が経ち、漠然と学習をしていても上達の速度が上がらないと思い、何か目標を立てることにしました。

 

やはり資格の取得というのが最も分かりやすい目標になるので、「実用英語技能検定(英検)」の受験を目指すことにしました。

 

私はこれまでに15個の資格を受験してきた経験がありますが、語学に関する資格については未知の部分も多いので、まずは英検という資格について下調べをしてみました。

 

今回は「実用英語技能検定(英検)」を受験する前に知っておくべき基本情報についてまとめた記事を書かせていただきます。

 

英検という資格にご興味をお持ちの方に参考にしていただければと思います。

 

※記事内の試験に関する情報は、2024年7月21日に調査したものです。

 

 

1. 「実用英語技能検定」(英検)について

実用英語技能検定」(略称:英検)は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する日本国内最大の英語検定試験であり、試験種類は民間資格に分類されます。

 

英検は以下の7つの級に分かれており、各級のレベルは以下の表のとおりです。

 

レベル
英検1級 大学上級程度
英検準1級 大学中級程度
英検2級 高校卒業程度
英検準2級 高校中級程度
英検3級 中学卒業程度
英検4級 中学中級程度
英検5級 中学初級程度

 

試験問題は、筆記試験でリーディング・リスニング・スピーキング+面接試験でライティングの4技能で出題されます。

※4級・5級はライティングなし。スピーキングは任意となります。

 

2. 試験種類

試験は3種類のパターンがあり、各試験種類について以下の表にまとめます。

 

試験種類 内容 開催頻度 対応している級
英検(従来型) 紙の問題冊子を見て解答用紙に解答する。一次試験に合格しないと二次試験を受験できない。 1年に3回実施 全て
英検S-CBT コンピュータを使って受験。1日で4技能を受験することができる。 原則、毎週土日に実施(級や地域により毎週実施でない場合もある) 準1級・2級・準2級・3級
英検S-Interview 障害などでCBT試験では対応困難な受験者向けの試験形式 1年に3回実施 1級・準1級・2級・準2級・3級

 

3. 試験会場・検定費用

各試験種類及び申し込み方法(個人申込/団体申込)により、試験会場・検定費用は異なります。一覧を以下表にまとめます。

 

試験費用単位[円(税込)]

試験種類 英検(従来型)
申込:個人/団体
英検(従来型)
申込:団体のみ
英検S-CBT 英検S-Interview
試験会場 一次:本会場
二次:本会場
一次:準会場
二次:本会場
テストセンター 受験上の配慮措置に適した本会場
英検1級 12,500 - - 12,600
英検準1級 10,500 - 10,600 10,600
英検2級 9,100 6,900 9,700 9,700
英検準2級 8,500 6,100 9,100 9,100
英検3級 6,900 5,000 7,800 7,800
英検4級 4,700 2,900 - -
英検5級 4,100 2,500 - -

 

※本会場とは、英検協会が設置する公開会場で全級の受験が可能です。

※準会場とは、英検協会が認めた登録団体が、団体申込をして自前の会場で試験を実施するものです。主に学校や学習塾等 (全国で約 2 万団体)が認定されています。所属している生徒だけでなく、近隣の一般の受験希望者の方々も受け入れている学習塾等もあるそうです。

※1級の二次試験は全国14受験地(札幌、仙台、横浜市、千代田、新宿・豊島、世田谷、新潟、名古屋、京都、梅田、天王寺、広島、福岡、沖縄本島南部)

※本会場、テストセンターは全国47都道府県に設置されています。

 

 

4. 試験時間

各級の試験時間は以下の表の通りです。

 

一次/二次 一次試験 二次試験
内容 筆記 リスニング 合計 スピ-キング
1級 100分 約35分 約135分 約10分
準1級 90分 約30分 約120分 約8分
2級 85分 約25分 約110分 約7分
準2級 80分 約25分 約105分 約6分
3級 65分 約25分 約90分 約5分
4級 35分 約30分 約65分 約4分
5級 25分 約20分 約45分 約3分

 

 

5. 問題数・解答方式・配点・合格基準

各級の問題数と回答方式は以下の表のとおりです。

 

一次/二次 一次試験 二次試験
技能 リーディング ライティング リスニング スピーキング
解答方式 マークシート式 記述式 マークシート/選択肢読み上げ 個人面接(4級・5級は録音型面接)
1級 35問 2問 27問 1問+自由会話+Q&A
準1級 31問 2問 29問 5問+自由会話
2級 31問 2問 30問 5問
準2級 29問 2問 30問 5問
3級 30問 2問 30問 6問
4級 35問 - 40問 5問(任意)
5級 25問 - 25問 4問(任意)

 

なお、英検では問題ごとの配点は公表されていません。

 

各級で合格基準はとなる点数(スコア)があらかじめ決められていて、基準点より高い点数をとれば合格となります。

 

各技能の問題数は異なりますが配点は同じですので、合格するには各技能全てで合格基準のスコア以上の得点が必要となります。

 

各級のスコア、正答率の目安を以下の表にまとめます。

 

1次/2次 1次試験 2次試験
満点 リーディング配点 リスニング配点 ライティング配点 合格基準スコア 正答率目安 スピーキング配点 合格基準スコア 正答率目安
1級 3400 850 850 850 2028 59.65% 850 602 70.82%
準1級 3000 750 750 750 1792 59.73% 750 512 68.27%
2級 2600 650 650 650 1520 58.46% 650 460 70.77%
準2級 2400 600 600 600 1322 55.08% 600 406 67.67%
3級 2200 550 550 550 1103 50.14% 550 353 64.18%
4級 1000 500 500 なし 622 62.20% - - -
5級 850 425 425 なし 419 49.29% - - -

 

…以上、英検について下調べをした基本情報について書かせていただきました。

 

また私自身の目標としては、英検2級の取得を目指していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。