電気の資格独学ブログ

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【危険物取扱者乙4】受験体験レポート

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こんにちは、リキリツです。

 

先日、乙種第4類危険物取扱者試験を受験してきましたので、試験1週間前の準備から試験終了までの体験をレポートさせていただきます。

 

乙種第4類危険物取扱者試験の受験を検討されている方や、興味をお持ちの方試験会場の雰囲気資格試験を受験する際の心構えなど1つの例として参考にしていただければと思います。

 

 

1. 試験1週間前にやったこと

1-1. 受験票のダウンロード・印刷

危険物取扱者試験はインターネットで受験申し込みをしていると、受験票を試験センターのホームページからダウンロードをして印刷して準備する必要があります。(郵便で送られてくるのではありません。)

 

試験票はいつでもダウンロードできるのではなく、試験日の約10日に試験センターより「危険物取扱者試験インターネット受験申請者の受験票ダウンロードについて(通知)」というタイトルのメールが届いてからダウンロードできるようになります

 

メールの指示に従い、試験センターのホームページから受験票をダウンロードし、印刷します。

 

手順①.試験センターのホームページにアクセスします。

(消防試験研究センターホームページのリンク先)

 ↓  ↓  ↓

トップ|一般財団法人消防試験研究センター (shoubo-shiken.or.jp)

 

手順②.トップページの「インターネットによる受験申請」をクリックします。(下画面の赤枠部

手順③.移動先のページで「受験票ダウンロード」をクリックします。(下画面赤枠部

 

手順④.移動先のページで、「電子申請番号」,「氏名(全角カタカナ)」,「生年月日」を入力し、「受験票ダウンロード」をクリックします。(下画面赤枠部電子申請番号は試験センターからのメールに記載されています。


1-2. 受験票への写真の貼り付け

受験票には顔写真を貼り付けが必要です。

 

写真は証明写真機で撮影したもので十分です。

縦4.5cm×横3.5cmとサイズに指定があるので、注意が必要です。

 

証明写真の裏面に氏名・年齢・撮影年月日を黒ボールペンで記載して、印刷した受験票にのりで貼り付けます

 

1-3. 受験表への氏名の記入、山折りしてのり付け、控えの保管

受験票に氏名をかい書で記入するよう指示があるので、黒ボールペンで氏名を記入します。(かい書というのは字をくずさずに書くことです。)

 

受験票の控え(下の部分)は切り取って、保管しておきます。

 

受験票に書かれている「山折りしてのりづけしてください」という指示に従い、半分におり、白紙面全面をのりづけします。

 

1-4. 試験会場の下見

1週間前に試験会場まで下見に行き、以下のことを確認しました。

 

  • 試験会場に試験開始1時間前に到着する電車の時間
  • ホームの番号、場所
  • 乗る電車の種類(特急・急行・各駅停車など)
  • 徒歩ルート(乗り換え駅間、最寄り駅~会場まで)
  • トイレの場所
  • 交通機関の格安チケットの有無
  • 現地で開場まで待つ場所
  • 試験会場の部屋

 

1-5. 弱点の最終確認、まとめノートでの学習

残りの1週間は弱点の最終確認として、これまで学習で何度も間違えた問題や覚えにくいことを中心に仕上げの学習を行い、まとめノートを完成させました。

 

2. 試験前日にやったこと

2-1. 試験当日と同じ時間に起床、早めの就寝

隣りの県での受験だったので、普段より早く起きる必要がありました。

 

体を慣れさせるために、前日も当日と同じ時刻に起床しました。

 

また十分な睡眠時間を確保するため、就寝時刻も早めにしました。

 

2-2. 道具の準備

持ち物を全てカバンの中にいれて、当日の朝にすぐ出発できるように準備しました。(持ち物は前日に準備!

 

【持ち物リスト】

  • 受験票(写真貼り付け)
  • 筆記用具(鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
  • マスク(感染症対策のため着用必須)
  • まとめノート
  • 飲み物
2-3. 試験前日は勉強をしない

試験当日に疲れを残したくなかったので、前日は勉強はせずリラックスして過ごしました。

 

3.試験当日

3-1. 試験会場まで

下見で確認した予定通りの電車で試験会場まで移動しました。

 

電車の中では寝てしまうと乗り過ごしの危険があるので、まとめノートを読んで時間を過ごしました。(電車の中では寝ない!

 

※起きてから脳が活性するまで数時間かかるので、二度寝してしまうと試験時間に脳が働かないようになるので特に試験当日は二度寝を控えましょう。

 

試験会場のある施設には、予定どおり1時間前に到着しました。

 

試験会場はまだ閉まっていたので、構内のベンチでまとめノートを見て時間を過ごしました。

 

3-2. 試験会場への入場(9:10)

集合時刻は9:30でしたが、9:10ごろ試験会場が開場されたので入場しました。

 

試験会場の入口ではコロナウィルスの感染拡大予防の対策として、係員の指示に従い手首での検温アルコールによる手の消毒を実施します。(マスク着用していないと入場不可

 

座席表は入口に貼り出されていたので、受験票に記載されている受験番号と照らし合わせて座席に着きました。

 

分かりにくければ、試験官に質問すれば教えてくれます。

 

3-3. 自由時間(~9:40)

試験官より「試験説明がある9:40までは自由にしておいて構わない。」との説明がありました。

 

9:40までは、テキスト、ノート、スマホなどを見ていても構いません。

 

3-4. 受験者層

周りを見てみると、乙種第4類危険物取扱者試験の受験者の男女比は男性9割、女性1割くらいでした。

 

年齢層は学生位の方が多かったですが、社会人や年配の方まで幅広い年齢の方がいるようでした。

(私は40代男性のサラリーマンです。)

 

3-5. 試験説明(9:40~9:55)

9:40から試験官より試験についての説明がありました。

 

まずスマホの電源を切り、不必要なものはカバンに入れ、カバンは座席の下に置くよう指示がありました。

 

机の上に出して良いものは、鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、飲み物、ハンカチ、受験票、置時計のみです。

 

腕時計は腕に付けておかなくてはいけなく、机の上に置くことは不可です。

アップルウォッチなどは片付けなければなりませんデジタルの腕時計は試験中にボタンなどを操作する動作は不正行為になるとのことでした。(時刻表示のまま腕に付けておくことは許可されます。)

 

シャープペンシルの芯のケースは机の上に置いてはいけないので、シャープペンシル内に1本余裕があるように芯を入れておく必要があります。(私は念のためシャープペンシルを2本準備していました。)

 

電卓・定規は使用不可なので机の上に出してはいけません。(使用していると不合格になるとのことです。電卓を使用するような計算問題や、定規を使って図形を描く問題は出題されないので問題ありません。)

 

試験中はトイレに席を立つことは許可されません

行きたければ9:55までに行くようにと指示がありました。

 

試験時間は2時間で、試験開始から35分経ったら退出可能となります。

 

試験後は座席に貼られている受験番号のシールを剥がして試験問題用紙に貼り付けて解答用マークシートと合わせて提出しなければいけません。

 

つまり験問題用紙は持って帰ることができません

 

退出するときには、免状交付申請用の用紙が入って封筒を一通持って帰るようにとのことでした。

 

説明の途中で、試験問題用紙とマークシートが配られます。

指示がある前に問題用紙を開くと不正行為とみなされます

指示があるまでは表紙の注意事項に目を通しておきます。

 

3-6. マークシートへの氏名、試験地、受験番号の記入(9:55~)

試験官より指示があったら、マークシートへ氏名、試験地、受験番号を記入します。

 

受験番号はマークシートの番号を塗りつぶす必要があるので注意が必要です。

 

3-7. 試験開始(10:00~)

試験官の合図で試験を開始します。

 

問題は五肢択一方式の試験となります。

 

危険物に関する法令…15問

基礎的な物理・化学…10問

危険物の性質・火災予防・消火の方法…10問

 

の全35問が出題され、合格するには3つの分野全て60%以上の正解が必要となります。

 

試験時間は2時間あり分かる問題からゆっくり解いても余裕があるので、落ち着いて問題を解きます。

 

試験中に受験表の写真と受験者本人の顔を照合するために試験官が回ってこられますので、マスクをずらして顔を確認してもらいます。

確認がおわったら受験票は回収されます

 

3-8. 退出(10:35~)

早い方は退出可能時刻の10:35を過ぎると、退出されていきます。

 

時間はたっぷりあるので、焦らず自分のペースで問題を解きましょう。

 

私は45分くらいかけて問題を解き、あと15分かけて最終の見直しと、氏名・受験地・受験番号を再度確認し、11:00頃退出しました。

 

(退出時、問題用紙に受験番号のシールを貼り付けることと、免状交付申請用の封筒を持って帰ることを忘れないよう注意が必要です。)

 

3-9. 試験の手ごたえ

受験してみた手ごたえはあまり良くありませんでした。

 

特に「危険物の性質・火災予防・消火の方法」の分野の対策が足りていないように感じました。

 

五肢択一方式なのでざっくり覚えるイメージで学習していたのですが、物質の特性についての数値がはっきりわかっていないと答えられない問題が数問出題されていたので、かなり間違ってしまった印象でした。

 

どう考えても分からないので、分からない問題は消去法で解答し、試験時間はかなり余ってしまいましたが1時間で退出しました。

 

これから受験される方には「危険物の性質・火災予防・消火の方法」の学習は、物品の特性に関する数値をできるだけ細かく暗記する勉強法をおすすめします。

 

4. 試験結果の発表について

試験結果は、約1か月後に消防試験研究センターのホームページで確認することができます。

 

また合格発表日に「試験結果通知書」が発送されるので、2~3日後に届くと思われます。

 

…以上、乙種第4類危険物取扱者試験の受験体験をレポートさせていただきました。

 

試験の結果が発表されるまで、合格・不合格どちらの可能性にも備えて、次の目標を設定していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。