電気の資格独学ブログ

電験3種・電験2種・エネルギー管理士・応用情報技術者など資格の合格を目指す方のためのブログ

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【勉強道具】資格の勉強がはかどる最強の4色ボールペン選び

※当ブログにはプロモーションが含まれています。

f:id:rikiritsu:20220126203259j:plain

こんにちは、リキリツです。

 

私は資格や入試などの試験勉強に最もおすすめできる筆記用具は「4色ボールペン」だと思っています。

 

実際に私は資格の勉強を効率よく行うために、自分が最も使いやすいと思う4色ボールペンを使い続けてきました。

 

4色ボールペンを使う理由はシャープペンシルと比べて、手が疲れない持ち物を最小化でき持ち替えの手間も省ける色分けで暗記しやすいノートを作れるシャープペンシルより芯が長持ちするなどメリットが多いからです。

 

以前、紹介させていただきましたゼブラ製の「スラリ4C」という4色ボールペンが最近生産終了してしまったようです。(スラリ4Cマルチという4色ボールペン+シャープペンシルの製品にラインナップが統一されてしまいました。)

 

そこで今回は「スラリ4C」に代わる4色ボールペンを再選定して、資格の勉強がはかどる最強の4色ボールペン選びをしていきたいと思います。

 

ボールペンは試験勉強で最も長時間使う文房具ですので、納得のできる一品を決められれば効率よく学習をすすめることができると思います。

 

資格や入試を控えている方や、勉強にはかどる文房具を探している方に参考にしていただければと思います。

 

(関連記事)以下リンク記事は、4色ボールペンを使うべき理由など、試験勉強がはかどる筆記用具の選び方と使い方を書かせていただいたものです。よろしければご参照ください。

 ↓  ↓  ↓

rikiritsu.com

 

 

[Ⅰ] 4色ボールペン選びの必須条件

まずボールペン選びにあたって、市販されている4色ボールペン全てを比べていくのは労力がかかりすぎるので、3つの必須条件で絞り込んでいきます。

 

ボールペン選びの3つの必須条件】  

油性インクであること

 

②芯の太さは0.5mm

 

シャープペンシルの機能がないこと

 

なぜこの3つの条件が必須なのかを説明いたします。

 

【必須条件①】 油性インクであること

ボールペンには油性・水性・ゲルインクなどさまざまな種類のインクがありますが、勉強におすすめするのは断然油性インクです。

 

油性インクのメリットは水性インクに比べてにじみや裏抜けが少ない耐水性が良くインクが擦れたり水がにじんで汚れたりすることが少ないことなどです。

 

また油性インクは水性インクより書き味が重いという欠点がありましたが、各社より低粘度の油性インクが開発されサラサラとした書き味の油性ボールペンが実現されています。

 

油性と水性の特性を兼ね備えたゲルインクというものもありますが、ゲルインクはインクの消費量が多く、替え芯を変える手間が多くコストもかかるという欠点があるので、積極的には選びにくいかと思います。

 

【必須条件②】. 芯の太さは0.5mm

油性ボールペンの芯の太さは0.5mm・0.7mm・1.0mm…とラインナップがありますが、

実際に使ってみてノートや手帳の罫線に合わせて文字を書くのにちょうど良い芯の太さは0.5mmだと感じました。

 

0.7mm以上の太さの芯だと画数の多い文字の線が重なり、読みにくいというデメリットがあります。

 

またボールペンは芯が太くなるとインクの消費量も多くなるので、細い芯の方が長持ちするというメリットもあります。

 

【必須条件③】. シャープペンシル機能が付いていないこと

最近、4色ボールペンにシャープペンシルの機能が追加された「多機能ボールペン」という商品が発売されています。(品名に「マルチ」や「4+1」という言葉が入った製品です。)

 

試験本番でシャープペンシルを使用しますが、試験勉強で過去問題集を解いたり、ノートを作成するのには4色ボールペンだけ使用したほうが効率よく学習できると考えております。(疲労が少ない持ち替えや芯の交換の手間が少ないなどの理由からです。)

 

実際に「多機能ボールペン」を試してみましたが、は4色ボールペンより太くて重いため、長時間の学習には向いていないと感じました。

 

また試験にはボールペンの持ち込みは許可されていませんので試験で「多機能ボールペン」を使用することはできないので、シャープペンシルは単体で準備した方が良いと考えます。

 

…以上の3つの必須条件を満たす商品で、高価すぎず入手しやすいものから4色ボールペンを探していくと、3つの商品に絞り込むことができました。

 

この3つの商品を実際に購入して、詳細条件で優劣をつけてランキングにしてみましたので発表していきます。

 

[Ⅱ].おすすめ4色ボールペンランキング

【第1位】アクロボール4(極細)

f:id:rikiritsu:20220126203439j:plain

 

おすすめ4色ボールペンの第1位は「アクロボール4(極細)」(パイロット製)です。

 

「アクロボール4(極細)」は今回比較した3製品の中でインクの長さクリップの使いやすさ色変更の操作性が最も優れている製品でした。

 

クリップの形状が「リフトクリップ機構」というコイルバネを採用されたもので、厚さのあるものや上着やシャツのポケットにも挟みやすく、使い勝手が良い作りとなっています。

 

メーカーホームページによると、リフトクリップ機構の耐久性は約10万回とのことです。

 

(リフトクリップ機構)

f:id:rikiritsu:20220126215714p:plain

 

【アクロボール4(極細)評価点数】

項目

点数

(5点満点)

詳細
金額  4 (税込)本体495円・替芯88円
書きやすさ  4 なめらか(低粘度アクロインキ)
持ちやすさ  4 ラバー製グリップ,タイヤパターンの滑り止め,直径約12.5mm
クリップの使いやすさ  5 リフトクリップで厚みのあるものや上着のポケットにも挟みやすい
色変更のしやすさ  4 クリップとスライドレバーの距離に余裕がある
替え芯のインク量  5 約73mm(インクコスト=88円/73mm=1.21円/mm)
合計点数 26 -

 

 

(アクロボール4(極細)商品リンク)

 

 

【第2位】リポータースマート4(0.5mmボール)

f:id:rikiritsu:20220126203607j:plain

 

おすすめ4色ボールペンの第2位は「リポータースマート4(0.5mmボール)」(トンボ鉛筆製)です。

 

「リポータースマート4(0.5mmボール)」は今回比較した3製品の中で最も安価な製品です。

 

欠点はインクの長さが最も短いため、頻繁に替え芯を交換する手間がかかってしまうことです。

 

特徴はブラインドノックボタンという4色全て異なる形状のスライドレバーが採用されており、慣れれば目で見ずに色を交換することができることです。

 

総合点では第2位となりましたが、独自性のある面白い製品だと思います。

 

(ブラインドノックボタン)

f:id:rikiritsu:20220126221550p:plain

 

【リポータースマート4(0.5mmボール)評価点数】

項目

点数

(5点満点)

詳細
金額  5 (税込)本体385円・替芯88円
書きやすさ  4 なめらか(超低粘smartインク)
持ちやすさ  3 ラバー製グリップ(滑り止め加工なし),直径約12mm
クリップの使いやすさ  3 金属クリップ。丈夫そうだが開きは小さい
色変更のしやすさ  3 ブラインドノックボタン。スライドレバーとクリップの距離が近すぎる
替え芯のインク量  3 約57mm(インクコスト=88円/57mm=1.54円/mm)
合計点数 21 -

 

(リポータースマート4(0.5mmボール)商品リンク)

 

 

【第3位】ビクーニャ4色ボールペン(極細)

f:id:rikiritsu:20220126203840j:plain

おすすめ4色ボールペンの第3位は「ビクーニャ4色ボールペン(極細)(ぺんてる製)です。

 

「ビクーニャ4色ボールペン(極細)」は今回比較した3製品の中では最も短所が多く、突出した長所も見つけられなかったため第3位となりました。

 

評価項目にはありませんが、見た目がシンプルで落ち着いているので、デザインがお気に入りの方にはおすすめできるかと思います。

 

※書きやすさが良くないと感じましたが私個人の感想であり、個体差によるものとも考えられますので、ご検討の際は実際に試し書きされることをおすすめします。

 

【ビクーニャ4色ボールペン(極細)評価点数】

項目 点数(5点満点) 詳細
金額   3 (税込)本体495円・替芯99円
書きやすさ   2 ややひっかかる(低粘度ビクーニャインキ)
持ちやすさ   3 ラバー製グリップ,波型の滑り止め,直径約13mm
クリップの使いやすさ   2 固定プラスチックなのであまり開かなく折れそう
色変更のしやすさ   2 スライドレバーとクリップの距離が近すぎる
替え芯のインク量   4 約63mm(インクコスト=99円/63mm=1.57円/mm)
合計点数 16 -

 

(ビクーニャ4色ボールペン(極細)商品リンク)

 

 

[Ⅲ] 3商品の比較項目詳細

①書きやすさ

3製品とも低粘度の油性インクを採用されているようですが、実際に書き比べてみた感想は下表のようになります。

 

商品名 書きやすさ 点数
アクロボール なめらかに書ける。 4
リポータースマート なめらかに書ける。 4
ビクーニャ やや引っかかり、インクが出にくく感じる。 3

 

ただし、書き心地は私個人の感想であり、個体差によるものとも考えられますので、ご検討の際は実際に試し書きをされることをおすすめします。

 

写真は3製品で書き比べた文字です。個人的にはビクーニャの文字が若干薄く感じます。

f:id:rikiritsu:20220126224139j:plain

 

②持ちやすさ

持ちやすさは手の大きさや実際に使ってみた感触で異なるとは思いますが、以下を判断基準として判定していきます。

 

  • 持ち手部の直径細い=持ちやすい太い=持ちにくい
  • 持ち手部の滑り止め加工あり=もちやすいなし=持ちにくい

※4色ボールペンは単色のペンより太いものですので、できるだけ細いものを持ちやすいと判定しました。

 

3商品を持ちやすさの判定基準に当てはめて、中間点を3点として優れていれば加点・劣っていれば減点して点数をつけると下表のようになります。

 

商品名 持ち手の直径 滑り止め加工 点数
アクロボール Φ約12.5mm(真ん中):±0 あり(タイヤパターン):+1 4
リポータースマート Φ約12mm(最も細い):+1 なし :-1 3
ビクーニャ Φ約13mm(最も太い) :-1 あり(波型):+1 3

※持ち手の直径は実測値です。素人採寸で各商品1本ずつの測定ですので誤差±0.5mm程度はあると考えらますのでご了承ください。

 

よって微差ですが、アクロボールが最も持ちやすいという結果になりました。

 

以下の写真は上からアクロボール、リポータースマート、ビクーニャです。持ち手部の形状をご参照ください。

f:id:rikiritsu:20220126203259j:plain

 

③クリップの使いやすさ

クリップ形状の使いやすさを比較した結果を表にまとめます。

 

商品名 クリップの形状 点数
アクロボール リフトクリップで厚みのあるものや上着のポケットにも挟みやすい 5
リポータースマート 金属クリップ。丈夫そうだが開きは小さい 3
ビクーニャ 固定プラスチックなのであまり開かなく折れそう 2

 

各商品のクリップ形状は下の写真をご参照下さい。写真の上からアクロボール、リポータースマート、ビクーニャです。

 

f:id:rikiritsu:20220127205458j:plain

 

アクロボールが採用している「リフトクリップ」は開閉機構があり、厚みのあるものや上着・シャツなどのポケットにも簡単に挟むことができてとても便利です。

f:id:rikiritsu:20220127205318p:plain

 

残りの2商品はどちらも固定型クリップであまり厚さのあるものには挟みにくいのですが、リポータースマートは金属製、ビクーニャはプラスチック製であり、プラスチック製は開き過ぎると折れる恐れがあるのでビクーニャを低い点数としました。

 

④色変更のしやすさ

4色ボールペンの形状でスライドレバーとクリップの距離が近すぎると、親指とクリップが接触して色変更の操作がしにくく感じてしまいます。

 

アクロボールはクリップと4色のスライドスイッチの間隔が均等に取られているため、スライドレバーとクリップの距離に余裕があり操作がしやすいです。

 

リポータースマートとビクーニャは、90度間隔で配置された4色のスライドスイッチにクリップを割り込むように配置されているため、スライドレバーとクリップの距離が近すぎて操作がしにくく感じます。

 

写真の左からアクロボール、リポータースマート、ビクーニャです。

アクロボールは4色のスライドレバーとクリップの間隔に余裕があります。

f:id:rikiritsu:20220127213056p:plain

 

ただしリポータースマートはブラインドノックボタンという4色全て異なる形状のスライドレバーが採用されており、慣れれば目で見ずに色を交換することができる色変更の操作性を上げる工夫が施されているので、+1点加点評価としました。

 

(リポータースマートのブラインドノックボタン)

f:id:rikiritsu:20220126221550p:plain

 

色変更のしやすさの採点結果を下表にまとめます。

商品名 スライドレバーとクリップの距離 特殊点 点数
アクロボール 余裕あり:+1 なし ±0 4
リポータースマート 近い :-1 ブラインドノックボタン+1 3
ビクーニャ 近い :-1 なし ±0 2

 

⑤替え芯のインク量

替え芯は替え芯自体の長さよりもインクの入っている部分が長い方が長持ちします。

 

(各社でインクの成分も異なるので、一概にインクの長さ≒寿命とは言い切れませんが寿命の目安程度にはなると考えています。)

 

インクが長持ちすれば、替え芯を交換する手間が少なくできコストの節約にもなります。

 

インクの長さは以下の写真の赤矢印の長さで測定しました。

 

f:id:rikiritsu:20220127213613p:plain


またインクコスト=替え芯の単価/インクの入っている部分の長さ[円/mm]として算出しました。

 

替え芯のインクの長さについての比較結果を下表にまとめます。

 

商品名 インク部長さ インクコスト 点数
アクロボール 約73mm 88円/73mm=1.21円/mm 5
リポータースマート 約57mm 88円/57mm=1.54円/mm 3
ビクーニャ 約63mm 99円/63mm=1.57円/mm 4

※ビクーニャをリポータースマートより高得点とした理由は、微差でインクコストが優れるリポータースマートよりも、インク交換の手間がかからないビクーニャのほうが優位性があると判断したからです。

 

※各社でインクの成分も異なるので一概にインクの長さがインク寿命にならない可能性もありますが、

[Ⅳ] まとめ評価結果一覧表

4色ボールペン3製品の評価結果を一覧表にまとめます。

 

【0.5mm4色ボールペン比較結果まとめ】

評価項目 アクロボール リポータースマート ビクーニャ
メーカー パイロット トンボ鉛筆 ぺんてる
金額  4  5  3
書きやすさ  4  4  2
持ちやすさ  4  3  3
クリップの使いやすさ  5  3  2
色変更のしやすさ  4  3  2
替え芯のインク量  5  3  4
合計点数 26 21 16
順位 第1位 第2位 第3位

 

…以上、資格の勉強がはかどる最強のボールペンは「アクロボール4(極細)」(パイロット製)を選定させていただく結果となりました。

 

入試や資格を受験される方にぜひ最強の筆記用具「アクロボール4(極細)」で合格を目指していただければと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。