電気の資格独学ブログ

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【読書】勉強法をアップデートできる本「思考の整理学」

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こんにちは、リキリツです。

 

資格試験が一区切りついたので、勉強のオフシーズン中に久しぶりに何冊か読書をしてみました。

 

読書したものの中に、「思考の整理学」という学習法のアップデートができそうな本がありましたので、紹介記事を書かせていただきます。

 

資格の勉強をされている方や、大学進学を目指す学生の方に勉強の息抜きに読んでもらうのにちょうど良い本ですので、参考にしていただければと思います。

 

 

1. 「思考の整理学」について

「思考の整理学」は考えるということについて、著者が有効だと考えておられる手段を紹介されている本です。

 

この本を読めば、情報のインプットアウトプット情報の取捨選択などの方法について学ぶことができます。

 

自分の勉強のやり方と照らし合わせてみて、こういう勉強の仕方もあるのかと気づかせてくれるおすすめの一冊です。

 

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2. この本を選んだ理由

書店で自分の知識や意識に刺激を与えてくれそうな本を探していたところ、「この10年で東大京大で1番読まれた本」という帯が付けられたこの本が目に入ってきました。

 

本の帯には以下のような、2008年から2021年までの東大生・京大生に読まれた文庫ランキングが書かれていました。

 

年度 東大 京大
2008年 1位 1位
2009年 1位 1位
2010年 1位 1位
2011年 1位 1位
2012年 11位 18位
2013年 2位 7位
2014年 1位 2位
2015年 2位 2位
2016年 1位 1位
2017年 1位 2位
2018年 2位 1位
2019年 3位 1位
2020年 3位 1位
2021年 6位 1位

 

東大生や京大生のような勉強法を知り尽くしているような方がどんな本を読んでいるのか興味をもったことと、数ページ読んでみて自分の勉強法がアップデートできるのではないかと思いこの本を選びました。

 

3. 勉強法のアップデートができると思った箇所

「思考の整理学」を読んでみて、勉強法に活かせそうなところには以下のようなものがあります。

 

勉強に活かせそうなところ ①勉強と食事のタイミング
②ノート作成時に注意すること
③複数科目ある場合の勉強

 

順番に説明させていただきます。

 

3-1. 勉強と食事のタイミング

22ページからの「朝飯前」という項目では、勉強と食事のタイミングについて以下のように書かれています。

 

「どんなことでも、朝飯前にすれば、さっさと片付く。朝の頭はそれだけ能率がいい。」

「朝食を抜けばいい。」

「朝食と昼食を同時にとると言った方がおだやかである。」

「だいたい、胃袋に何か入れたあとすぐ、頭を使うのはよくない。消化のために血液がとられて、頭がぼーっとする。」

(引用:外山滋比古「思考の整理学」,筑摩書房,1986年4月)

 

この考えはぜひ試してみたいと思いました。

 

今までは休日でも朝食をとってから勉強を始めていましたが、まさか脳の効率が下がった状態で勉強をしているとは思ってもみませんでした。

 

せっかく朝の時間を勉強にあてるのであれば、朝食を抜いた方がより効率が上がるのであればやってみない手はないと思います。

 

ただし実際にやってみて自分に合わないと思ったら、無理せずもとのやり方に戻したほうが良いでしょう。

 

3-2. ノート作成時に注意すること

85ページからの「カード・ノート」という項目では、以下のようなノート作成時に注意することについて書かれています。

 

「ノートでもやはりたくさん書きすぎないように心がけないと、いたずらにノートの量の増大を喜ぶだけという結果になりかねない。」

「内容の区切りのいいところまで読んで、またあと戻りして、ノートをとるようにすれば、本を全部引き写してしまうという愚は回避できる。」

(引用:外山滋比古「思考の整理学」,筑摩書房,1986年4月)

 

初めて勉強することでは、ついノートを取り過ぎてしまい後から見直すのが大変なものになりがちだと思います。

 

紹介された方法を実践することで、見やすくて必要な情報を厳選したノートを作成することができると思われます。。

 

3-3. 複数科目ある場合の勉強

116ページからの「忘却のさまざま」という項目では、複数科目を勉強するときのヒントが書かれています。

 

「勉強家は朝から晩まで、同じ問題を考えている。いかにも勤勉なようだが、さほど効率はよくない。」

「長く同じことを続けていると、疲労が蓄積する。効率が悪くなってくる。」

「たいへんうまいことをしているのが、学校の時間割。」

「しかも、授業と授業の間に、休み時間をもうけている。これは忘却時間の休みである。」

(引用:外山滋比古「思考の整理学」,筑摩書房,1986年4月)

 

複数科目ある資格の勉強では、1科目ずつ最後まで勉強してから次の科目の勉強を始める方法でやっていましたが、同じことをずっと続けるのは効率が悪いようです。

 

1つの科目を勉強した後に小休憩を挟んで別の勉強を始める学校の時間割のように勉強することで、効率よく複数の科目の学習を行うことができるようなので試してみたいと思います。

 

 

4. こんな人におすすめ

勉強法をアップデートする考え方を学ぶことができる「思考の整理学」は以下のような方々におすすめすることができます。

  • 勉強が苦手な人
  • 勉強したことをすぐに忘れてしまう
  • 資格の勉強に手ごたえを感じられない
  • 電験三種などの複数科目のある資格に挑戦している人

 

…以上、勉強法をアップデートできる本「思考の整理学」の紹介記事を書かせていただきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました、