電気の資格独学ブログ

電験3種・電験2種・エネルギー管理士・応用情報技術者など資格の合格を目指す方のためのブログ

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【電験二種】社会人が独学で合格できるまでの受験体験記(5)

※当ブログにはプロモーションが含まれています。

f:id:rikiritsu:20210407085624p:plain

 

 こんにちは、リキリツです。

 

 今回は電験二種の挑戦3年目(2019年)の受験体験談を書かせていただきます。

 

 前年に一次試験を合格しているのでこの年は二次試験のみの受験となります。

 

 ここで不合格だとまた一次試験からとなるので、瀬戸際の1年となりました。

 

 

1. 勉強した期間・1日の勉強時間

 ・2019年1月~11月中旬まで

  (約11か月)

 

 前年(2018年)の11月の二次試験後から年末までは、オフ期間として勉強は休み、勉強法の見直し、参考書などの追加購入など準備を行っていました。

 

 年明けの1月より徐々に勉強を始め、2月の不合格発表を確認し、勉強を加速させました。 

(手ごたえが全然なかったので期待はしていませんでした。)

 

 1日の勉強時間は、

 平日(仕事終了後):1~2時間

 休日:1~10時間 です。

 

 ※体調をキープするため、以下のルールを守っていました。

 

  • 休日は息抜きにあてる日も作る
  • 夜10時以降は勉強禁止
  • 睡眠時間は最低6時間以上
  • 週1回以上、体を動かす。(ジョギング、プールなど)

 

2. 使用した参考書・過去問題集

 前年までは使用していた、2次試験用の参考書は7冊ありましたが、今年は以下の3冊を追加購入しました。

 

 ⑧電験二種二次試験「電力・管理」

  精選問題(オーム社)

 ⑨電験二種二次試験「機械・制御」

  精選問題(オーム社)

 ⑩験第2種二次試験これだけ

  電力・管理論説編(電気書院)

 

「電力・管理 精選問題」(オーム社)

 こちらは電力・管理科目の 計算問題と論説問題が収録されている問題集です。 

 

 前年に購入した問題集「計算の攻略」と「戦術で覚える」をメインでの使用を考えていたため、こちらはサブとしてより広い範囲の問題を解くことを目的に購入しました。

  

 論説問題は使用せず、計算問題のみ他の問題集と重複していない45問を解いて学習しました。

(参考:他の参考書との重複は38問)

 

「機械・制御 精選問題」(オーム社)

 こちらは機械・制御科目の計算問題と論説問題が収録されている問題集です。

  

 こちらも計算問題のみ他の問題集と重複していない41問を解いて学習しました。

 (参考:他の問題集との重複は65問)

 ※この問題集は現在は販売終了してます。

 

「これだけ電力・管理 論説編」(電気書院)

 こちらは論説分野の強化のため、購入した参考書です。

 

※前年までに購入した7冊の参考書については、下記の記事のリンクをご参照ください。 

 

 

3. 参考書以外に使用したもの

3-1. 電気総合誌OHM2019年1月号

 2019年度二次試験問題・解答掲載。

3-2. 電気総合誌OHM2019年9月号

 二次試験の予想問題掲載。

 

試験問題と解答掲載号を購入して、前年購入した過去問題集に最新年を補完できます。

(電気技術者試験センターの解説より丁寧でわかりやすいです。)

 

予想問題掲載号は、直前の模擬テストができるのでおすすめです。

 

4. 学習の履歴(論説問題

 論説問題は「電力・管理」のみ学習を行いました。

 

 「機械・制御」の論説問題は出題割合がかなり少ないため、計算問題のみに絞りました。

 

【1~3月】

 論説の問題集「キーワードで覚える」と参考書「これだけ電力・管理 論説編」で学習しながら、覚えたい項目を全て表にまとめていきました。

 

 暗記問題は言葉を個別で覚えるよりも表にして複数の言葉をかたまりとした方が覚えやすいと考えたからです。

 

【4~5月】

 作成した表をゆっくり音読してそれをボイスレコーダーで録音し、音声データを作成しました。

移動時間・車の運転中などにMP3プレーヤーカーオーディオで聞いて記憶するため。)

 

【6~11月】

 机に向かう時間以外は、「自作音声データ」を聞いたり、「覚えたい項目をまとめた表」を歩きながら音読して暗記をしました。

 

 机に向かう時間には、問題集「キーワードで覚える」13年分の過去問題集を繰り返し解き、暗記した内容を思い出すトレーニングに励みました。

 

※暗記問題に関しては、苦手意識があるので、いろいろ工夫をこらしながら学習しました。

 

5. 学習の履歴(計算問題)

【1~7月】

 計算問題は「電力・管理」と「機械・制御」どちらも同じくらいの割合で学習しました。

 

 問題集「計算の攻略」をメインで使用し、サブの3冊(「戦術で覚える」「電力・管理精選問題」「機械・制御 精選問題」)は他の問題集と重複していない問題のみを解いて、できるだけ多くの種類の問題を繰り返し解いて、レベルアップを図りました。

 

 また、昨年の反省から問題を解くスピードを上げるよう意識しました。

 (例えば、電卓のメモリ機能2乗機能などの活用など)

 

【8~11月】

 イージーミスしやすいポイントや、覚えたい項目はまとめノート単語カードにまとめ、移動時間などに見て覚えるようにしました。

 

 学習の終盤は13年分の過去問題まとめノートを中心に解き、仕上げていきました。

 

 直前には「月刊誌OHM9月号」の二次試験予想問題を解き、模擬テストを実施しました。

 

6. 勉強の成果

 計算問題の過去問題の正解率は約75%でした。

 

 前年は60%程度だったので、伸びは実感できました。

 

 論説問題については正解率にこだわらず、自分がまとめた資料を80%以上覚えることができていました。

 

7. 試験直前~試験日

 試験を何度も受けてきたので、ルーティン業務を確立できていました。毎回ほぼ同じなので省略します。

(試験前のルーティン業務については下記リンク記事をご参照ください。)

 ↓  ↓  ↓ 

rikiritsu.com

 

 

 

8. 試験

8-1. 電力管理

 解答時間120分で、6問中4問選択しての解答です。

 

 私は論説問題1問と計算問題3問を選択して解答しました。

  

 手ごたえは、大問1つは完璧にできましたが、残りの大問3つについては半分くらいの出来で合格点の60%にはギリギリあるかどうかでした。

 

8-2. 機械制御

 解答時間60分で、4問中2問選択しての解答です。

  

 私は計算問題を2問選択しました。手ごたえは、大問2つともほぼ完璧に解答することができました。

  

 昨年とは違い見直す時間も十分にあり、こちらは合格点を獲得できていると思いました。

 

9. 試験後

 電験二種の二次試験の合格発表は2月上旬です。

 

「電力・管理」の結果次第で、合格・不合格どちらの可能性もあると

 思っていました。

 

 11月の試験後から年末まではオフ期間としましたが、2020年1月からは、不合格だったときのために一次試験の勉強を難易度の高い理論・法規から始めていました。

 

10. 試験結果

合格

※合格基準:100 点満点換算で60.0点以上(実得点180 点満点で108点以上)かつ、各科目ともに平均点以上 

 

 3年かかって、念願の電験二種の資格を取得することができました。

 

 今までいろいろなスポーツもやってきましたが、経験したことがない達成感を味わうことができました。

 

 自分がやってきた行動で感動できたことは初めてです。

 

 

11. 資格対策講座をおすすめするケース

 私は独学での学習でしたが、勉強のやり方が分からない方文系からの挑戦の方効率よく資格を取得したい方には「資格対策講座」に申し込むのも手段の1つです。

 

 勉強を始めてみたけど、分からない部分が多すぎると感じた場合などは、資格対策講座を検討することで学習の効率を上げることができ合格への近道にもなります。

 

 電験二種の資格対策講座の取り扱いもあるJTEXというサイトを紹介いたしますので、興味を持たれた方はご参照下さい。

 ↓  ↓  ↓       

 

 

 

…以上です。

 

 次回は、また別の資格のことについて、書かせていただきます。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。