こんにちは、リキリツです。
先日、2級ボイラー技士試験に一発合格し、免状を取得することができました。
今回は、「2級ボイラー技士」を独学で合格するために投資した勉強時間及び金額と資格を取得したことで期待できる成果(リターン)について書かせていただきます。
「2級ボイラー技士」の受験を検討されている方や資格に興味のある方に資格取得のためにかかる労力と金額の参考にしていただければと思います。
1. 資格受験時の私のスキル
2022年夏に2級ボイラー技士試験を受験当時の私のスキルは下記の通りです。
- 私立大学の電気工学科卒の社会人
- 取得済資格:(取得順に)初級システムアドミニストレータ試験、応用情報技術者試験、電験三種、電験二種、エネルギー管理士試験(’電気)、第二種電気工事士、乙種第4類危険物取扱者
- ボイラーに関する実務経験ゼロ
ボイラーについては素人でしたが、取得済みの資格でボイラーに関係する知識は少しだけありました。
【関連リンク】2級ボイラー技士と他資格と共通する知識については、以下リンク記事をご参照ください。
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2. 投資したもの
2-1. 資格取得までの投資金額
私が2級ボイラー技士の免状を取得するまでに使用した金額を以下の表にまとめます。
※消費税を含んだ金額です。
項目 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
参考書 | これ1冊で合格!2級ボイラー技士 令和4年版(公論出版) | 1,999 |
申込書申請 | 簡易書留 | 440 |
申込書申請 | 返信用切手 | 210 |
受験申込 | 受験費用 | 6,800 |
受験申込 | 振込み手数料(郵便局から) | 313 |
受験申込 | 簡易書留 | 440 |
交通費 | 自宅~試験会場まで(金券ショップ割引価格) | 4,300 |
実技講習 | ボイラー実技講習費用 | 23,150 |
免状申請 | 収入印紙 | 1,500 |
免状申請 | 簡易書留 | 440 |
免状申請 | 返信用切手 | 404 |
合計金額 | 39,996 |
私が2級ボイラー技士免状を取得するまでの投資金額は合計39,996円でした。
※文房具などの費用は、資格を受験しなくても使っていた金額だと思われますので含めておりません。
(関連リンク)購入したテキストについては、以下のリンク先記事にて詳細を書かせていただいておりますので、よろしければご参照ください。
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2-2. 資格取得までの投資時間
私が2級ボイラー技士試験に合格するまでに行った勉強時間は以下のとおりです。
- 学習期間:約1か月間半
- 学習の頻度:平日は毎日。土日祝は勉強をしない日もありました。
- 1回あたりの学習時間:0~3時間(平均1時間)
- 総学習時間:約50時間
学習期間を長めに設定したので、1日当たりの勉強時間はあまり多く取らず、余裕をもってすすめられるようにしました。
勉強時間のスケジュール詳細については下表のようになります。
学習内容 | 時間 |
---|---|
テキストでの学習(初回) | 10 |
過去問題10年分×3周 | 30 |
弱点強化学習 | 10 |
合計 | 50 |
なお免状取得のために、法令で定められた20時間(3日間)のボイラー実技講習を受講いたしました。
よって免状を取得するまでのかけた時間の合計は、
学習時間50時間+実技講習20時間=70時間
となります。
3. 期待できる成果
3-1. 収入アップ
私は現在在籍しているの会社(製造業)では、2級ボイラー技士の免状を取得していると毎月1000円の資格手当が支給されます。
(投資金額が約40000円なので、資格手当で元を取ろうとすると3年4か月かかります。)
参考までに2級ボイラー技士の資格手当の相場は、1000円~2000円程度のようです。
3-2. キャリアアップ
資格を取得したことでキャリアアップにつながっているかどうかを、求人数から確認してみます。
数社の求人サイトから「2級ボイラー技士」を含む求人の件数を調査した結果を以下の表にまとめます。
【求人件数調査結果(2022年9月27日調査)】
A社 | B社 | C社 | D社 |
---|---|---|---|
1263件 | 22件 | 73件 | 532件 |
2級ボイラー技士の免状を取得を持っていると、「製造業」、「設備管理」、「ビルメンテナンス」などの仕事で役立つことができます。
2級ボイラー技士のみではなく、他の資格も合わせて取得することで好条件の求人を探していくこともできそうです。
3-3. 他の資格を取得するのに有利になる
上位資格の「1級ボイラー技士」を受験するには、受験資格に「2級ボイラー技士免状の取得があるので、ボイラー技士としてステップアップする足がかりとなります。
また2級ボイラー技士で学習した内容の一部は、危険物取扱者、冷凍機械責任者、エネルギー管理士、電験3種などに共通する知識が含まれるので、これらの資格の取得に有利になります。
4. 資格対策講座のご紹介
最後に独学で学習を進めてみたがどうしても理解できないと思った方は、資格講座を検討してみるのも手段の1つです。
「2級ボイラー技士」の資格対策講座の取り扱いもあるJTEXというサイトを紹介いたしますので、ご興味を持たれた方はご参照下さい。
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まとめ
●投資金額:約40,000円
●投資時間:学習時間約50時間+実技講習20時間の受講
【資格取得で得られる成果】
●資格手当(1000円~2000円程度)
●「製造業」,「設備管理」,「ビルメンテナンス」への転職が有利になる
●1級ボイラー技士へのステップアップや他資格の取得に役立つ知識が身につく
…以上、2級ボイラー技士の免状を取得するまでにかかる時間と金額について書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。